2020年に買ったこいつ。富士通の軽いやつ。執筆(!)と音楽管理が主たる任務で、軽いのであちこち持ち歩くが、最近画面タッチパネルが反応しなくなったり、いきなりハングアップしたりする。暑いならまだしも立冬だぜ?CPUはCOREi5、メモリ8GB、SSD256。タッチパネル。……いやうん、CPU自体は既に前世代もいいところで、別にソレはいいのだが、もっさりではないのよ。
ちなみにこれにした主たる理由は会社持ってって昼休みに小説書くためだが、スマホに小説エディタアプリを入れたし、会社支給PCをむしろ家に持ち帰っているので、この軽量さんがマストというわけではない。ただ。
・2in1(ディスプレイが反対側まで折り返すことが出来、タブレット風に使える)
・(上と同期するが)タッチパ
はマスト。理由?ウェブ閲覧とかキーボード使わない時はたたんで広く使える。ガチのキー打ちをしたい場合はその状態でREALFORCEを使えば良い。更にファンレスならベストだが応じてCPUがチープになるのでそこは妥協できる。すると一気に限られて富士通の現行機か
えっすっすー
レノボにデルに
dynabook!
ちなみに工場に来るT芝の社員さんは皆さんダイナブックを抱えているし、パナの方はもちろんレッツノート、富士通も然り。
……そうビジネスユースを作っている企業はそれなりに耐久性のある2in1をこさえている。
しかしどいつもこいつもええ値段しやがるな。んなんじゃ買えへんでw
「ネットで見れば良い」というのは実は「どの辺に行くか」決まっている場合なのだよ。本屋にズラッと並んだ旅行情報誌を眺めて特定の文字にときめく、そんな「ランダムからの出会い」はネットでは得にくい。
安曇野・嬬恋・高遠・蓼科。
八島湿原(公式)
「知ってれば」ネットでいいのよ。「知らない出会い」はネットには転がってないわ。
さてこの辺アナロジーを覚える方はオーディオセットを持っている方であろう。そう、音楽との出会いと一緒だ。ラジオで聞いた、店が積極的に推していた、陳列されたディスクのジャケットに引かれた……というきっかけで聞き始めた方は多いだろう。ネットはツールとしては優秀だが、対象無限大の広告媒体としては使いこなされていない、という解が出てくる。ありとあらゆるサイトに広告が表示される昨今だが、ターゲット広告ばかりで要するに「いつも同じ」。もう少しこう、ショッピングモール的な、いい意味で「目移り」するような出し方はでけんのか。
八ヶ岳。
白山連峰。
鳩原ループ。
琵琶湖東岸。
門司港駅。
佐渡。
黒部第四ダム。
キリが無いわw
IOのサーバ「Soundgenic」からUSBでデノンのプレーヤに放り込んで音楽聞いてるわけだが。
時々楽曲のサンプリング周波数に追従せず「Unlocked」表示になることがあった。
USBケーブル起因かとifiオーディオのポタアン付属品→ゾノトーンに変更したが、効果は感じられなかった。
パソコンからオヤイデのUSB-Cで接続するとUnlockは解決する。ただし、今度は音質が今ひとつ。周波数高いところスカッとかっ飛ばされてるようになるのだ。
この辺からUSB周りのうんにゃらもんにゃらは別記事でもひとり議論したが。
・データが欠落している
・クロック振幅が不十分でロックしない
・ノイズが飛び込んで、あるいは発生して回路動作がスポイルされている
だいたいこんなもんだろう。ただ、USBのスペック480Mbpsに対し、最もレートの高い楽曲でも11MHzのDSD信号(×2チャネル)であるから、それでデジタルデータに何か起こるなら480Mなんかとても扱えないことになってしまう。
さてゾノで1年ほど使って最近「Unlock」表示が出る頻度が多くなった。実はゾノとデノンのUSB端子の嵌合、プリンタやなんかのそれと比べるとチト緩い。抜き差しし直すと認識する。USB端子の寸法精度は結構ガバガバで往々にしてこういう相性問題は起こりうる。
上記オヤイデのケーブルは2mあって、しかも在宅勤務中はまさか会社パソに刺すわけに行かないからサーバ=デノン間USBを「別の何か」に変えた方がよさそうという示唆が得られる。問題はだ。
・短さ原理主義で普通のOA用但し最も短いの
・やっぱりオーディオ用
どっちがいいのだろう。ゾノトーンはオーディオ用で60センチだがぶっちゃけ音質自体はifiの付属品と差は感じない。ロック能力はデータ転送の正確さと相関があると考えればオーディオ用でもう少し凝ったもの、という意義はあるように思われる。
問題はだ。
オーディオ用と称するものはピンキリだ。「電源」2線と「データ」2線の計4線で成立する。データ線にノイズを入れない・データ線からノイズを出さない。電源もデータも減衰させない。責務はこれだけだろう。電気抵抗に凝るのは判るとして、
なに言ってんだおめ。
多少は納得できるものとしてこれにしてみた。アコースティックリバイブである。アコリバはケーブルやスピーカースタンドなど周辺機器・アクセサリの類いを多数手がけるが、納得できるものとオカルトまがいのものが入り交じり(よかれと思うこと片っ端から試しているという心意気自体は買う)少し注意したいメーカではある。ただこれ関してはデータと電源を別々にしてしっかりシールド。
まぁ、これだけで「良い方向に違う」感はあるように思われる。ぽちっと。
「郵便局でーす」
「へーい」
怪しいものほど外見でごまかそうとするって鉄則があってね。ただまぁ、こいつクソ固い(固いクソではない)ので箱に入れるしかなかったのだろうが。
直線距離20cmを1mで接続するの図。とはいえ書いたように固いので、無理ない半径で線を曲げようと思うとこんな感じになる。見事に分離している。なお、デノンとの嵌合だが、目論んだほど「がっちりホールド感」はない。あ、スピーカーケーブルから見えてる土俵上の房みたいな奴は絹糸で静電気の放電効果があるんだって。なおアコリバさんUSBにも織り込んである模様。まぁいいや聞いてみよう。
「わたしは仰天してイスから転げ落ちそうになった」(評論家的表現)
は行き過ぎにしても、音質は確かに良くなっている。高音方向の張り出しが強まり、ニュアンスを隅々まで伝え、メリハリが出る。音のエッジがキリリと立っており、過渡特性が向上している、という印象。ハイレゾはもちろん、CDをリッピングした楽曲(=伝送レートは応じて低い)でも同様の効果が得られる。音の定位が明確になり、結ばれる音像もより小さくピンポイントにまとまる。
伝送特性は良くなり、ノイズは減った。S/N比という尺度があるが、Sが保たれNが減れば応じた結果になる。にしても、かなりあからさまだ。ただ、悲しいかな「ロック外れ」自体は44系と48系の切り替え時など、皆無とはならなかった。これは受信(デノン)側の追従能力もあるだろう。
「デジタルケーブルで音質が変わるか?」は常に議論の的になっているが、ウチでは「変わった」が端的な結論になる。2日経ち、3日経ち、「やっぱり前よりいいよなぁ」
しょうがねぇ。しょうがねぇもんはしょうがねぇ。重箱の隅が見えるような音だぜ。
取引先と打ち合わせ。
工場長さんお歳だが、機械化・自動化・システム化を進めている……という自負をお持ち。
「ウチみたいな零細はそういうところで合理化しないと。あ、資料ですか?こちらへ映して下さい」
聞けば分工場とネット会議するためシステムを構築したそう。知らないメーカーの50インチ。
(イメージ。三菱電機に罪は無いw)
しゃもじみたいな形のドングルをパソコンUSBにぶっ刺すと、ドングルがストレージとして認識され、中にあるアプリを起動して接続するシステム。PC画面をキャストできる。
そう、「なんかめんどくせぇ」
「詳しい人に頼んで選んでもらいました」
メーカー名で調べるとタッチパネルの大画面、ドングル、カメラマイクセットで、
100万円。
ネット会議システムなんかパソコンがネットに繋がっていれば良く、あとはTEAMSなりZOOMなり登録して使えば良い。大画面が欲しいならハードオフ辺りで中古のデカい液晶テレビ買ってくればいいのだ。よしんばカメラマイクが必要あっても量販店で5000円もしない。どう高く見積もっても10万円で同等以上のモノ構築できる。
(でかいAndroid)
誤解を恐れず言えば、ハメられたのだ。その「詳しい人」とやらに。
何でこんなことになったのだろう。ちょっとでもPC・スマホがいじれる若い社員がいるなら、そのくらい「サクッと」出来たはずなのだ。だがここは、高齢の経営層、事務の女性陣、外国人作業者。あっ……。
「いちいち集まらないで済むのは大助かりですわ」
曲げ加工機で「やっちまった」という小指の無い手で頭をポリポリ掻きながら、社長さんは、笑った。
多分、100万円あれば、加工機にポカヨケ設備追加できたと思うよ。
「パラパラ」で知られるユーロビートは、avexの始祖たる「スーパーユーロビート」シリーズがメインで、ディスコのマハラジャで流していた……というコンセプトの「ハイエナジーレボリューション」シリーズは亜流というイメージがある。ただ、安室奈美恵がカバーした「Stop the music」はこっちが出自だったりする。
それはさておき。
ウォークマンのメモリ容量が少なかった頃、ハイエナジーは「厳選of厳選」を書き込み、そのまま音楽サーバに放り込んだのであったが、サーバの容量はテラだし、一方でCD板は30年近くになるので、「劣化する前にデータを丸取りしておきたい」と押し入れの奥底から引っ張り出してリッピングに臨む。
それは「パソコンの光学ドライブからCDのデータを吸い上げる」行為なのだが、音キチの端くれとして少しでも凝ったコトしてみる。こりは首の皮一枚繋がって残っている「パイオニア」ブランドのBD-ROMドライバである。コイツを音楽サーバに直結して悶々と吸い上げを繰り返す。
もちろん普通の機械とやり方じゃなくて、「Accurate Rip」という文字が見えると思うが、2度読みして結果を照合、同一なら「完璧」として登録、という作業をしている。ただ出来上がるのはwavなので、別途flacに変換して楽曲情報とジャケット写真を与える。Glacenoteアクセス遅いよソニーさん。
27枚処理するのに半日かかったわw
再生すると懐かしい音だが令和最新型でカリカリに解像してくれる。デジタルだから後になるほど時代時代の最新型できめ細かさが増すと言えるが、そもそもデジタルで作る時にその時の水準では「データに出来なかった音」を失ってしまったとも言える。
さぁ踊ろう←
義父に「父の日」のプレゼントとしてソニーのハードディスクデジタルオーディオプレーヤ「HAP-S1」をプレゼントしたのは丁度10年前2014年の6月のこと。
19年より自宅で同居することになったが、義父は「ヘッドホンをつないで聞く」と言って、自室に配置した。パソコンで自分史を書きHDDコンポでハイレゾのクラシックを聴く。なかなかの「ハイテクじじい」と言って良い。しかし。
電源入れてヘッドホンつないで曲を選んで……という作業が面倒になったのか、液晶の操作画面が見えなくなったのか、ここ2年ほどはラックの下段でホコリをかぶっているばかりだった。そんな義父も6月から施設に入った。
で、再起を図ることにした。
電源入れると早速ファームウェアの最新版をダウンロードしてくる。完了後ヘッドホン(MDR-CD900ST)つないで音出し確認。DSEEHXを通したその音は「ウォークマンZX1のスケールアップ版」と書けば良いか。エッジを立て、高域をきらめかせ、心地良いミストのようにノイズを拡散させる。それで不思議と雰囲気と実体感のある音場を形成する。ひたすらストレートで情報量ゴリ押しの令和最新型よりは「古い」音作りだが、一聴してワイド感があり、この時代のソニーの音は嫌いじゃない。
OKなのでごっそりHDDの中身を入れ替えよう。エクスプローラでアクセスして……あれ?
ネットワークストレージとして表示されない。こいつのファイル管理は「HAP Music Transfer」という専用アプリを利用する。現時点でもダウンロードできるので突っ込んでみたが、コピー(書き込み)は出来そうなものの、他は変わらない。ちぇ、しょうがねぇ。
本体で操作してフォルダ単位で消す。あー、めんど。え?何時間かかるんだこれ。寝るでやっとけ。
さて朝起きてパソコン起動すると「~Transfer」の「エクスプローラを起動」メニューからHDDが見えるようになっている。
なんじゃこりゃ。認識するのに再起動が必要だった?ともあれこれなら「~Transfer」の要求する「コピー元ファイルをパソコン内の一カ所に集めておく」という作業は不要。NASの中身をエクスプローラでがんがんコピーする。
終わったら寝室にセット。ここにはデノンのRCD-M41がいたが、まぁ、ちょっと流石に10年前の機械とは言え値段の差が出たかな。HAPの方が好もしく聞こえる。モニタ画面「Bling-Bang-Bang-Born」だが、こいつ低音は破綻するがそれはスピーカー(ケンブリッジオーディオCX-50)の限界を超えているせい。ただ、スピーカをガチッとくわえ込んでドライブしている感はHAPの方が高く(素子が効いてるかな?※)、ここはHAPの延命という決断とした。妻が好きな楽曲を中心に、クルマで聞いてる画面のような流行歌フォルダをそのまま移植。それ以外はウォークマンから放り込めばいい。まぁ、鳴ってろや。電解コンデンサいつまで持つかな?w
(※)エミッタバラストトランジスタ
小容量のトランジスタを多数並列駆動して電流容量を確保しつつ応答性を高める。素子差による電流集中を回避するためそれぞれ抵抗を抱かせて分散させる。もし電流集中が起こると電流×抵抗で電圧が高くなり、その素子には流れにくくなる……ソニーって最近の製品こういう「小ネタ」がないよな。だからつまんねぇんだよ。
在宅勤務の最大の恩恵は音楽流しっぱにできること。オーディオマニアを自称する者としてこれは楽園で仕事するに等しい。
が、今朝はプレイリスト放り込むと何か変。がさついていて潤いがなく、広がりがない。まるで「WindowsMediaPlayer」で再生しているかのようだ。あまつさえは曲間で、サンプリングレートの違う曲に遷移する時、ブチブチ切れる。
土日鉄道社長室のオーディオシステムで最古参のメンバーはデノンのCDプレーヤである。2015年の製品だからまぁ家電系機器としては後がまを考えなくちゃいけない「お年頃」である。うーん、来てしまった、のか?
とりあえず再起動と再接続を試みる。各機器電源オンオフして、サーバ(I/O-DATA Soundgenic)からUSB直結なので、デノンを認識しているか確認して、おや?
カーネル?
(違
そりゃ「メディアプレーヤみたいな音」になるだろうよ。パソコンOSに再生させてるようなもんだから(OSの中でいろいろ混ぜるので音質は悪い)。サーバって要するにネットワークにぶら下げて「いじられる」ことに特化したモニタもキーボードもないパソコンであって、内部の構成は変わらんもんね。デノンに変更して。音出し。あー戻った。この定位。深さと広さ。「飛んでくる・包まれる」音。
ちなみにキャプチャの画面は有料管理ソフト「JRiver Media Center」から出力先をタップしてそーなってると分かったわけだが、同じJRiverでもパソコンからはここにたどり着けないし、Soundgenicの独自のコントロールアプリ「∱idata Music App」でもUSBドライバに今ナニ使ってるかは分からない。
……これ意図せずカーネル駆動されてると環境によっては詰みじゃねーの?「意図通り」になってるかどうか確認・変更が出来る手段が必要なんじゃないすかね。
てなわけでデノンちゃんも少し頑張ってね。
そらそうよ。ってか、これを進言した奴とOKした奴以外(全JR利用者)は「アホだろ」としか思ってないわ。
●何が問題なのか
こりは「みどりの窓口」の傍らに時刻表と一緒に置いてある紙でやんす。これに書いて駅員に渡すとスムーズに切符作ってもらえます。逆に言うとそれを全部自分でやる必要があるのが「みどりの券売機」でやんす。
出発日、乗車区間と経由地、指定を取りたい列車の乗車駅と降車駅。自分で調べて書けますか?
窓口で行列をなす人は、んじゃそろそろ行こか~が集団で動いた結果として間違いないだろう。なぜならいつどこに着きたいか決めてある人は混雑する前に買うからだ。
・今から××まで行きたいんだけど空いてる奴
こういう買い方をする人が上記の紙書けるわけないわな。
八王子からユニバーサルな遊園地に行くと仮定して「仮想・窓口のやりとり」を書いてみようか。
「どちらまで?」
「ユニバまで」
「大阪のユニバーサル(登録商標自粛)ですね。今からですか?」
「はい」
「指定券とか事前に買ったものお持ちですか?」
「ないです」
「ちょっとお調べしますね」
「新幹線は新横浜からのぞみ号でよろしいですか?今から行くと一番早いので新大阪に10時半ですから、ユニバには11時過ぎちゃいますが」
「それでいいです」
「窓際とかご希望の席ありますか?」
「富士山が見えるといいな。だけど日焼けするのは」
「わかりました……窓際E席が空いてますのでこれ抑えますね。新横浜8時18分発の『のぞみ61号』をお取りしました。切符を出しますのでお待ちください。横浜線は7時28分のにお乗りください。14740円になります。お支払いは現金ですかカードですか」
「現金で……」
「15000円のお預かりでお返し260円です。切符はこちらです。ご確認ください。まず新幹線の特急券はのぞみ61号で新横浜から新大阪まで。二人がけの窓際です。こちらが乗車券で八王子から新横浜で新幹線ご利用で大阪市内まで。ユニバーサルシティまでこれで行けますので、新幹線降りる時取り忘れないようにご注意ください。ではどうぞありがとう御座いましたお気を付けて行ってらっしゃい」←最近窓口殺伐としているのでここまで優しい係員は少ない
さて以上より「ユニバへ行きたい」に対し、切符を購入するのに必要な情報は、
・最終目的地の最寄り駅はどこか
・八王子から横浜線→東海道新幹線経由大阪市内までの乗車券(どこから新幹線を利用し、そこまでどうやって行くのか)
・八王子から横浜線の移動時間を見込んで最短で乗れるのぞみ号がどれか(新幹線にアクセスするまでの時間の見積もり)
・席はどこがいいか(5列の座席ABCDEの位置と時間帯による陽光の有無)
・新大阪からユニバーサルシティ駅までのざっくりした所要時間
以上自分でやれよってのがこの機械。どこ触ればいいと思う?駅員は「指定席」で「のぞみ」確保してから前後の乗車・降車・ルート選んでるんだわ。満席になるとやり直しだからね。ただそれやると、後から買う乗車券は「経由する路線名」をあらかじめ知ってて選んで行かなくちゃならない(冒頭の紙はここで活躍する)。八王子の人間なら横浜線くらい知ってるだろうが、行き先の路線なんか、慣れてるか、鉄ヲタじゃなきゃムリだろうよ。
(ユニバはどこにあるでしょうか?)
で、「乗り換え案内」という「どこからどこまで?」で買う機能が付いているのだが。
・要求される情報が多すぎる
・鉄ヲタでもないと要求される情報の内容が分からない
・業界用語で書かれ不親切で階層の深すぎるインタフェース
三倍満なんだよ。
加えて、これを見ているアナタは液晶画面ポチポチには抵抗ないだろう。だが上の年齢層には「間違って変なところ触ったらどうしよう」と怖くて仕方がない方々が一定数いるのだ。最早数え役満である。
●どうすればいいのか
1.スマホ組のチケットレス化推進
簡単そうに見えるでしょ?でも例えば特急「しらさぎ」は「米原-敦賀」はチケットレスで買えるけど、「名古屋-敦賀」は紙でしか買えないのよ。JR東海と西日本をまたぐから。東海はそもそも新幹線以外でチケットレスやってないし。
(ICカードで乗り継ごうとする場合、米原で一旦降りるw)
また例えば同じチケットレスであっても、
・新幹線は「乗車券と特急券(指定券)をクレカ決済。ICカードをチェックインツールに利用」
・新幹線以外の特急は「乗車券はICカードのチャージから引き去り、特急券はクレカ決済」
こうなってるのね。なぜか?新幹線は乗る駅降りる駅双方に改札があってそこで「切る」ことができる。要は航空機と同じ扱い。一方で普通の特急は「JRの乗車・降車駅と特急の利用区間が必ずしも一致しない」ので、「切る」場所が決められない。別扱いにせざるを得ない。
・JRをまたいでもチケットレス決済可能な仕組みの構築(早くしろバカ)
・交通系ICをチェックインツールとして共通利用化またはQRコード対応
インフラ整備として上記が必要で、
・スマホアプリからの検索結果で直接必要なブッキングが出来る仕組みの構築
これが必要。JR各社検索アプリ持ってるが、基本「自社路線のみ」。全国規模化するか、「駅すぱぁと」や「ジョルダン」等はもちろん、ヤフー・グーグルなど経路検索からでも「買う」をタップすれば手配が終わり、リマインダーに登録され、当日はアラームで行動を促し経路と乗り換えを案内する……くらいやって初めて「誰でも」使えるレベルになる。
2.紙切符購入手段の簡素化
要は「目的地の最寄り駅から調べなくちゃならない(調べてもらう必要がある)人」ですわね。
・JTB・近ツリなど旅行会社が請け負う(本来そういうのは「旅行業」の仕事だし手間賃取っていい。なお、現時点でこれら業者で旅程作成依頼すると、発券用QRを出してもらえる)
・券売機と別個に相談電話などを設け、QRコードをFAXやコンビニのネットプリントサービス等で取り出す。QRはそのままチケットに出来るか、券売機に読ませて切符に引き換える
・主だった行き先・観光地は宣伝込みでフリーペーパーにQRを印刷して配る。券売機はQRから最短最安価のルートで販売する
「切符を買うための準備」と「実際の機器操作」双方に時間を取られるので、機器操作の工数を減らし、そのための準備も券売機にたどり着く前に終わらせたいわけです。殆どがバーチャル不得手な層であろうので、冊子を作って配るのが手っ取り早いし、ビジブル化できているので「見て分かる」。トップから広告かねて季節のオススメ観光地、良く選ばれるターミナル駅(市内区間・都区内区間の中心駅)、後は個々の駅名リストでも付けておけば良し。券売機にQR読み込ませると最短最安価のルートが選定され、出発日だけ選ばせる。なおこの手の利用者は選択肢あると迷うだけなので、最安価だけで良い。どうしていいか分からないから駅に来るので、安いと言えば大抵納得される。ああ、席位置くらいは好みがあるので選んでもらっても良いか。
のぞみ号座席
←太平洋・ひなたABC DE→富士山
こんななら分かりやすいか。
北陸新幹線座席
山←ABC DE→山
落語か。
【閑話休題】
JR東海の機械。中央本線大曽根から「しなの」に乗って長野方面を選ぶと、経路候補に「千種から『しなの』に乗る」が出てくる。大曽根から千種は一つ戻るわけで、何かサービス切符でも作ってくれるのかと思うとあにはからんや。指定券はさておき、乗車券が「大曽根→千種」「千種→目的地」の「連続乗車券」をわざわざ作って発券する。普通の人はそんなもん知らない。時刻表の後ろしげしげ読んだりしない。なおこれで大曽根から入り、目的地で「大曽根→千種」を自動改札に突っ込むと「千種から目的地まで乗り越し」と判定されてピンコーンとなる。じゃぁと「千種→目的地」を突っ込むと、千種で改札を通ってないので「入場記録が無い」と判定されてやはりピンコーンになる。お客さんからしたら券売機様の言う通り買ったのにキセル扱いされるわけだ。
正解は「千種でいっぺん出て、千種からの切符で入り直す」なのだが、わざわざ出てまた入るかアホかとバカかとという。
※改札機によっては、2枚重ねて突っ込むことで「経路繋がってる。ヨシ通れ」と判定してくれることもありそう。知らんけど。
【閑話休題終わり】
さて以上で「みどりの券売機」は無敵最強になるのだろうか。
「えっとこのメモの『柏原』に行きたいんですけど……どれでしょうか」
「どれ?ってどれ」
「え?」
どれだよ。
「福岡に行こうとしたら北陸新幹線とか出てきたんだけど」
そりゃぁ福岡県にある福岡駅は西鉄の駅だからだよ。
「どちらまで?」
「分からないんですけど」
「どっか行きたいけどどこ行きたいのか分からないってことですか?」
「えっとこれなんですけど」
結論:人と人とが対面して販売する手段はなにがしか残しておく必要あり。ただし、スーパーのチェッカーと支払いと同様、「切符作成用のデータ出力」(人力)と「支払い・発券機械」(QRで発券等)は別で良い。人力はそれこそ専任のリモートワーカーでも良いはず(鉄ヲタなら喜んでやるだろうよ)。
あと、それこそ「鉄ヲタ」な。こういうひねくれた切符買う鉄ヲタはスマホで全部対応できるスキルをおしなべて持ってます。ただいかんせん「紙の切符に途中下車のはんこを沢山押してニヤニヤする」という性癖があるので、紙の切符を作りたがる。こういうのは駅員用の機械(MARS)と同一機能のアプリでも用意して、予約番号とクレカで発券、それ以外では売らないようにすればいい。ちなみにGWに実家行ってアホほど遠回りして戻ってきたが、全部紙切符で用意すると乗車券はこうなる
名古屋市内→新幹線→横浜→中央東→武蔵野→東北→新幹線→北陸→東海道→名古屋市内
4/29に決定した旅程なので「みどりの窓口」行きたくない(=駅員困らせたくない)からヤメたけどさ。
本音:も少し地理と鉄道の仕組み勉強してね
(サムネ対策)
「GW直後ですいませんが現物見て会議なので出社を……」
へいへいでラッシュの時間に出て行く。一般にGW明けというのは「1ヶ月試したけど無理と分かった」通勤・通学経路の変更で乗客が減るモノだが案外ぎっしり。雨だから?どうでもいいけど。
さて今日は妻がケアマネさんとともに義父の老人ホーム候補先を見学。旧居近くで勝手は知ってる上に設備雰囲気とも良さげとの由。
ただ食事は別料金だし身の回りの消耗品は買って持って行かなくちゃならない。テレビも自費。まぁ「風呂付き下宿」に近いかもね。
「パソコンやりたいんだが……」
んじゃモバイルWiFiも用意しないと。使い方もレクチャーしないと。
さて帰宅すると妻がちょっと困惑顔。妻は休み中にスマホをiPhoneXRから15plusに機種変更。手帳型のカバーを付けたのだが。
「ワイヤレス充電ができない」
んご。図体デカいから給電コイルとの位置がずれている上、ケースを付けたので距離があり、スロットインタイプだと幅があるので入らないと来やがる。
色々取っ替え引っ替えしてAnkerの1機種が充電可能と判明し、玉突きで配置転換。なおスマホの充電完了時にどーしてもケーブルを引っこ抜いてケーブルを壊すクセがある人はワイヤレス(Qi:ちー、と読む)オヌヌメ。値段もこなれてきた。
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