元々「リビングに最高を」という機種配置だった我が家のオーディオだが、「家族揃って映画」というシチュエーションはほぼ無くなり、メインとサブを入れ替えた。サブがリビングにいて機種構成はこんな感じ。
レコードプレーヤとその下の録音機は一般家庭では考えなくていいだろう。コンセプトは「リビングにいて出しゃばらないけど侮るなかれ」である。
・アンプ デノンPMA-600NE(4万円くらい)
・CDプレーヤ デノンDCD-1600NE(販売終了)
・スピーカ ソナスファベールLumina Ⅰ(17万円になっちゃったよ)
(ルミナちゃん)
1600は「スーパーオーディオCD」の再生が目的でそうしただけで、アンプの600に似合いのCDプレーヤとしてDCD-600NE(4万円くらい)
で良いと思われる。これでスピーカに10万円クラスが用意できれば申し分なく、そこは耳に一番近いところなので、好きな曲持ってってお店で聞かせてもらって、好きなモノ選べばいいだろう。ちなみにこのアンプ「600」は、DAコンバータを内蔵していて、ハイレゾ音声の規格である「192kHz/24bit」まで入力できる。追って「USB-DDコンバータ」(USBの信号を「同軸デジタル」に変換する機械。2万円くらいから)を追加することで、ネットワークオーディオ・ハイレゾへのステップアップが可能となる。
音質だがLuminaは楽器のフィールの持ち主で、弦楽器を艶やかに、女性ヴォーカルを艶めかしく鳴らして寄越す。サイズ的に低音はシンドイ部類だが、ちょっと距離を取ってやれば量感たっぷりだ。このところ足のケガで炬燵に入って「ザイタクキンム」をしており、朝から晩までこいつを鳴らす。ハイレゾ/スーパーオーディオCDを鳴らすとハッとするような切れ味で鳴らして寄越す。ごめんね普段ちょろちょろした室内楽ばっかで。
CD+アンプ+スピーカで総額20万円。場所を取らず色彩的にも自己主張は少ない。ボーナス使った大人の買い物として丁度良く家族の理解も得られやすいと思うが。
その音楽、手のひらの端末から解放してやらないか?
そんなに夢中になって見てたかってえとそうでもないんだけどね。家から50メートルに東武電車が走っていて、庭の向こうの休耕田にバッタがいっぱいいるのにヒーローごっこは優先順位が低い。
からの半世紀。
子どもは減ったし、男の子達ヒーローごっこするか?ゲームで対戦すんだろ。良くも悪くも「自分たちなりの脚本に基づく」必要があって(多く体格や年齢差で悪と正義が固定化される)結果が見えてるごっこ遊びより、実力次第のゲームの方がそりゃ訴求力も射幸心も段違いだろ。
飛ばし記事の可能性もあるが(共同通信だし)、他の記事も覗くと「じり貧」だったことは確かなよう。ただ、幼心に響く「正義こうあるべし」みたいな番組は消えて欲しくはないかな。
ウチは女の子だったのでプリキュアだったが、これは「おしゃれ」の要素を含むので戦隊とは事情が違う。前々から「アルミとガラスの質感を備えた『本物』を出せ」と喚いてきたが、本当にそう言うのが大人向けのアイテムとして発売され始めた。幼少の頃シリーズを見ていたおにゃのこたちが資金力のあるレディになってキラリ輝くアイテムをバッグの紐に着けている。そういうのは男の子には起こりえない。
ただ、子どもの数が減っている。絶対的なマーケット減少は続いている。「子どもの頃の憧れが大人になって手に出来る」系の商品はみんな危険水準にある。
ヒーローよ永遠に。
娘のイヤホンソニーFloatRunがぶっ壊れて「同じ物をまた買うのも……」となった話は前に書いた。
・ネックバンド(TWSは落とすのが怖い)
・オープンイヤー(カナル型は鬱陶しい)
・ヘッドホンはイヤ(重いし髪型に制約を受ける)
・当然ワイヤレス(マルチポイントなら尚可)
・出来ればマイク付きのヘッドセット(オンライン授業や就職後のネット会議等も念頭に)
検索して出てくるのは骨伝導ばかりである。耳たぶ(耳珠)に発音体を接触させるテクニカの軟骨伝導もチェックしたが、とにかく音量が取れないうえ、音質はシャリシャリ。しかも発音体と耳たぶは単なる接触だから音質的なスイートスポットに安定しておくことが難しい。
というタイミングでPhilewebの「VGP大賞」の記事を見ていたところ、
おや?何か娘の要求にマッチするスタイルの物体がありますね。
そういやNTTがオーディオのベンチャー立ち上げるとかうっすら記憶が。
nwm(ぬーむ)。
NTTソノリティという会社の製品になる。VGP受賞製品沢山映っているが、全てオープンタイプであり、応じて「既知の問題点」を解決する2つの技術を掲げている。回し者みたいだが少し紹介しておくw
発音体オープンあっぱっぱーであるから、そのまま鳴らすと自分の耳のみならず周囲にもぶっ放す。TWSが広がって減ってはいるが、イヤホンから盛大にぶっ放すシャカシャカ野郎はまだ見かける。これにnwmが取った対策が「Personalized Sound Zone」(PSZ)というコンセプトなりテクノジである。昨今ワイヤレスはほぼすべからく「ノイズキャンセル」機能を持っているが、これはマイクで拾った外音の位相を逆にした(音波の山と谷を裏返した)オーディオ信号を作って聞いてる音楽に重畳するものだ。耳に届く外音は打ち消されて音楽だけが残る、という仕組み。nwmはそれを真逆に使い、「漏れる音」に対して活用している。要するに聞いてる音楽の逆相を作って周囲にぶっ放してシャカシャカを打ち消している。
もう一つは自分の話す声を認識する「Magic Focus Voice」というもので、要はマイク2セット(=上記PSZ実現用耳元)あるので、真ん中にある「使用者の口」から発せられた音はほぼ等時間で届くであろう。更に人の声のスペクトル分布(フォルマント)を利用し、他の環境音より際立たせて出力する、ということをしている。まぁ2つのマイク出力足してやりゃ「話者の声」が一番大きな信号になりますわな。後はそれを人の声かどうか峻別していると。アナログ時代のドルビーステレオ「ステアリングロジック回路」を思い出したぜ。
以上からまぁ、日本の会社だし「スピーカーから空気で音波伝導」というオーディオの基本要素はそのまま、プラスアルファの工夫をしており、副作用は少なかろうと判断。娘に学校ついでに試聴してこい(扱う店は少ないが名古屋はあった)と伝えた結果「気に入った」とのことで、ブラックフライデーで安価になっているヨドバシでポチって届いた。
自分の耳でも聞いてみましょう。nwm MBN001。23年11月発売。送信はウォークマン1AM2。
●Fantasy On Ice/サラ・オレイン(96/24)
個人的に令和から評価用ヴォーカル音源。ハイレゾだがフォーマットSBCなのでどうにもならん。クリアだが低域は軽い。通常のラウドスピーカで再生すると音像がスピーカを結ぶ線より前(リスナー側)に出てくるが、そのミニマムというか、ヴォーカル音像はすこし後頭部寄りに結像する。さてハイテンポで弦・管・電子楽器全て駆使して演奏されるが、弦にキツさは感じられず安価なユニットの「いかにも安っぽい」印象は無い。ただトゥッティでは少し歪みっぽくなるか。
●アイドル/YOASOBI(96/24)
面白い音。エレクトリカルが脳内に結像して意外やカリカリ描く。ヴォーカルはすこし鼻づまりっぽく聞こえるが軽やかに流れて行くので気にしなければ気にならない(なんじゃそら)。
●Coextensive/Master Gun(44/16)
ジュリアナ東京。エレキ面白いのでガチテクノを再生してみたが、しまったコイツはドンシャリが身上なので低音が出ないと面白くないのだった。ただ、「うるささ」はない。テクノをうるさくなく再生出来るのは歪みが少ない証拠。
●Kosmos/Semisphere(44/16)
トランス。電子音の塊。ポリリズムで進行して行く音が適当に位相回っておもろい音で再生される。決して「ハイファイ」ではないが、いらんノイズも乗ってないと言うべきか。時々、ハッとする。そんな感じ。
●総括
イヤホンというより「超小型スピーカを向かい合わせに置いた中で聞いてる」感。音場は左右を結ぶ直線上で、にじむように周囲に広がる。関取の大銀杏的というか。でもって発音体から鼓膜まで駆動すべき空気のマスが大きく、振幅の必要な低音は「壊滅的に」ムリ。ただ引き換えそれなりの解像度はあるので、EDM~ポップスは十分な能力と言える。
■娘のコメント要約
娘に装着した状態。発音体がまんま耳道の対面に来るうえ、耳介に丁度収まるので低音は「壊滅的」までは行かないのではないか。細かな工夫様々されているが、娘が言うにはメカとデンキは別体で肩の上に置いておけば良いので、耳朶にかかる質量は発音体のみであり、軽量で「次第にずり落ちる」ことはないし髪も邪魔せず、「いいこと尽くめで女の子オススメ」の由。なおネックバンドの左右はケーブル中途に小型のマグネットが通してあり、首の前でくっつけておけるので、歩いていてブラブラするのを防げる。
●おまけ
ケース。中はボール紙のホルダーと紙ペラ一枚の説明書だけ。
なおソニーIER-M9。この包装と箱の材料の無駄使いと、輸送における空間消費量の大きさよ。なぁソニーさんよ。この箱で運んでいるのは殆ど「箱自体と空気」なんだぜ?そのコストでケーブルの質が少し高くなるだろうが。しかも「箱」なんざ中身を出せば見もしないのに場所だけ食う。安いうどん屋のエビ天の衣そのもの。
娘の内定祝いを買出しに名古屋の中心地「栄」へ。メイドコスのおねーちゃんやコウモリのカチューシャを付けたおねーちゃんとかウヒヒ。
(ε=ε=ε=ε=人 そそくさ)
「トリックオアトリート!」
でしたね。っていいのかキミたちはそんな格好をして。写真テレビ塔の右側にその手のが集っていた「オアシス21」という人工広場があるのだが、渋谷の二の舞は勘弁とばかりケーサツが貼り付いて立ち入り禁止。その代わりテレビ塔の下とかにうようよしてるんだけどね。
娘にはこれを買って。
かぼちゃの日なので、
かぼちゃ色の電車、
ではなく、
かぼちゃプリン@モロゾフ。鎌倉に住んでいた頃近所の幾つかの洋菓子店で扱っておってだね「また買おうね」から売り切れだったりお店が無くなったり引っ越したりしての幾星霜。なんと20年が経過w。ようやく扱っている店が超メジャーでサクッと買えました、というお話。
めでたしめでたし。
娘が畏まって「あのー」
インターンが始まっており、その面接を台風明けに設定された。
「スーツがあった方がいいかと」
エゲレス由来の服は高温多湿の日本の夏に最も相応しくないと思うのだが、万難を隠す「制服」と化している部分もあり仕方がない。
大手のスーツ屋が近所にあるので新車転がして出かける。つーても大都会()名古屋ゆえ5分で到着。リクルートスーツっちゃ黒が定番だが、今日日の真夏に黒とかアホか。黒だらけで色違いは悪目立ちする懸念もあるが、逆に黒にこだわるようなところはこっちから断れ。どうせそんなところは就職後も束縛してくる。
「これにする」
オケ。
「ブラウスはどうしますか」
「一緒に」
「半袖かと存じますが先を考えると長袖もあった方が」
「一緒に」
「コート今ウチに揃えておくと半額ですが」
「一緒に」
「会員アプリと学割で少しお値引き」
ちーん、6万円。
でもね、更にネクタイと革靴を要する男物より安価なんだぜ。
寸法直しはなかったのでそのまま引き取って帰宅。
娘が畏まって「あのー」
「業者から連絡があって、面接は私服でいいって」
ぎゃふん。
サムネ用らーめん。
スマートホンを買ってきてスタイリッシュな箱から取り出し、とりあえず充電しようとするとこういう状況に出くわす。
スマート()
新種のヘビかキサマ。ハード買っても本当に必要な物しか入ってないので、佇まいがくそだせぇ。
されど男の場合多くこの状況気にしない。単なる道具という認識がアタマにあるからである。しかし女性が使う場合どうだろう。「ファッション」の一部であり、イチイチ紐伸ばして差し込んだり、ゴロゴロ転がすとか「スマート」と対極にあるダサさではないのか?
もうひとつふたつ、
・こういうのは「定位置」を決めておき、そこへ戻すクセを付けることで、紛失の可能性を低減できる
・「充電」という行為に対し「ケーブルを所定の位置に挿す」のではなく「ここに置く」という認識で目的を達成できる
そしてアップル特有の事情として、
・あの設計不良な充電ケーブルを固定して使うことが出来、破損リスクを軽減できる
ちなみに自分はケーブル持ち歩いて背伸びしたりとぐろ巻いたりするので、サードパーティ製のちゃんとした奴を買ってある。純正が最悪とか本末転倒ちゃうんけ。
てなわけで妻あいぽんのために小作業である。あまぞんでポチ。
現物触って選んだわけでは無いのでチト冒険ではあったが。
付属のネジと六角レンチで組んで行く。重心高いのが怖かったが、ずっしりしており懸念はない。ケースを付けたままの使用が考慮されていて、コネクタの飛び出し高を調整するアダプタが3種、に加え、背当ての位置は自由にスライド。
出来上がり。iPadminiまでなら行けそうな台座の重量感。
装着。ソフトケースのふたがまだなじんでないのでぴたっと閉まらない。その代わり緊急地震速報とか拾うと画面がパッと点いて見える、そういうことになる。
側面と背後。そりゃピッタリに合わせたからガタ付いたり一切無し。これで「置けば良い」をスタイリッシュにタタミで完結。
しかしまぁこの「ビヂネスモデル」。曰くカスタマイズの自由を与え多くのサードパーティの参加も可能でアップル自体は余計な出資が不要(どころかライセンス収入入る)と、三方一両得みたいな書き方されるが、要はユーザーから必要以上のカネを如何にして搾り取るかでひねり出したやり方と言える。
つーかそろそろ充電くらい非接触にせんかい。それが21世紀コンピュータガジェットの「スマート」ちゃうけ。
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