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2021年7月19日 (月)

利便性のややこしさ

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音響映像機器のワイヤレス化は利便という点ではどんどん進めてイイと思う。「何をどこに、どんなケーブルで」とか考えなくてイイ。

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何をやってるか?ウォークマンで音楽を聴いている。ただし電源はレコーダーからUSBでもらっていて、楽曲自体はBluetoothでアンプ(金色のキカイ)に飛ばしている。アンプからスピーカーへ送られる。レコーダーはアンプから音楽信号をもらって音量レベルメータを光らせている。これでもし、ウォークマン内の楽曲が「WAV形式」なら、USB→レコーダー→アンプとケーブル経由で再生できる(多分)。ウォークマンには容量を圧縮するため「flac形式」で入れてあるのでBluetoothを使わざるを得ないわけ。

クルマが「ペダルを踏めば走って止まるキカイ」と化した結果、エンジンやトランスミッションを理解せずに乗ってる手合いが多いのだが、電気系ガジェットでもそれは進んでいる。それはこいつらの場合、ペアリング成功すればいいが、「それ以外扱えない。何か起こったときに対処や代替ができない」ことを意味する。「動かない→コンセント抜けてました」……出張調査5000円あざ~すとか既に起こっている。これを放っておくと「総員機械音痴」に至ることは目に見えている。「ダメなときはどうすれば良いか」……トラブルシューティングの一環できちんと技術的背景を記述するとともに、応じた啓蒙……「科学する心」の教育周知(アウトリーチ)をしないと手遅れになると危惧している。

ナニ?Bluetoothならスマホと通信ができるはずだ?うん。なら、トラブル時はAI搭載アプリを起動して双方機器と通信させて何が起こっているか把握できるはずだ?解決策を提示させろ。あわよくば通信させて解決させろ。おん。

ええのかそれで。

2021年6月21日 (月)

必要こそ発明の母

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いや別に「外為法上の『り地域』」を揶揄するためじゃないんでやんすよ。かの国も事情は一緒で、気質的により表に出やすいのかな、と。

「特許」

よく地域の発明家や自由研究KIDSが出したと取ったとニュースになってますが。

・出願:特許庁に特許にして、と審査を頼むこと
・公開:出願より1年6ヶ月後に「こんなの出願されてます」と公開されること。侵害や先行出願(先に考え出された)がないかこれで確認
・登録:「特許」として認められる。ただし維持するには費用がかかる

こうなってるんでやんすよ。発明ニュースは「出願」と「登録」をゴッチャにしてるキライがありますが、商品として販売しないと(根本的にそれを独占する権利なので)一方的に金を取られるだけ、になるわけ。審査から権利満了までの20年にかかる費用はざっくり100万。商品化……モノを大量生産するにはそれなりの設備と材料がいるので、それら初期投資も込めて儲けを出そうとすると、よほどイノベーティブなものじゃないと手が出せない、こうなるわけです。

で、企業活動ではそれが前提なので「独占販売するためにとにかく特許取れ」こういう指令が研究開発に下ります。でも発明ってなにがしか「克服すべき課題」があって、「よりよくできる気づき」が結びついてできるモノなので、「課題と解決」を探すならまだしも「特許を取ること」が目的になるとgdgdになるわけ。「冬のPC作業寒い。ピコーン!USBでスリッパにヒータ入れて暖めればいいじゃん」

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「却下」

みたいな。でも、ノルマがあるので数撃ちゃになって、「リチウム電池で動く電気スリッパ」「ヒーターじゃなくてペルチェ素子(※)で動く電気スリッパ」とかになっちゃう。「産業上の利用分野」って項目を書く必要があるんだけどねぇ。結果、「本当に解決すべき課題」に目が行かず、膨大な時間と費用を割いてゴミが量産される。

スマホのような「こんなのがあると便利」なイノベーションはなかなか生まれない。けど、「これ面倒くさい」「なんでこんなことする必要があるの?」「もっとこうなればいいのに」ってのは生活や仕事の中で案外あるもの。

特許はあくまで「手段」を権利化するもの。目的じゃないわ。

※最近のビジホによくある音のしない冷蔵庫に使われている。冷やす反対側は温まる。

2021年6月14日 (月)

遠い遠いお隣さんへ小さく小さく作る

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プロキシマ・ケンタウリ(ケンタウルス座アルファ星c)

太陽のお隣さんで距離4.24光年。三重連星の末っ子で、この子だけちょっと離れた軌道を50万年で1周している。少なくとも3つの惑星を連れているとされる。

ここに飛行物体を送り込んだれという話は、20世紀にSFから現実味を帯びてきた。簡単には水爆を連続的にぶっ放し続け、そのときの爆風で加速し続けるというものだ(オリオン計画)。秒速1万キロ(光の速さの1/30)まで加速し、この星まで140年で到達する。ちなみにもし、地球滅亡が決定的で存続のためには他の星系に移住が必要……と、「いま」なった場合、人類が今の技術で可能な限界がこの方式である。大量の核爆弾積んで行くのでバカでかいロケットになり、それで逆に町一つ分の居住空間を有するからである。建造に何年かかるか知らんけど。

次に近い「バーナード星」移住しようとして考え出されたのが「ダイダロス計画」である。こいつはレーザを燃料に照射して連続的に核融合を起こす(ミニ太陽状態)。光速の7%(秒速2.1万キロ)を得る。

「理論上可能」ではある。ただ、とにかく馬鹿でかく、ひたすら核反応を起こすので危険極まりなく、お金の話を始めるのもバカバカしい。

「燃料は持って行かない」これが必要である。代わりに何かで押してやる。そして飛行物体は可能な限り小さく作る。

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(クリックで当該サイト)

ブレイクスルー・スターショット計画。超小型衛星を多数作ってレーザ光線を当てて加速し、プロキシマ星を通り過ぎながら観測する。

必要な技術
・超小型衛星(カメラ・記録・送信・原子力電池):すでにあり
・強力なレーザ光生成:すでにあり
・光を受ける「帆」(ソーラセイル):すでにあり→日本の衛星「イカロス」

光速の20%まで加速し、プロキシマ星までの所要20年。観測結果は4年かかって地球へ送られてくる。

おそらく、目下の壁は推進用レーザ光生成であろう。この計画で要求しているのは「100GW」で、理研が持ってるX線自由電子レーザ「SACLA」

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が「500TW」。大出力自体はOK。後はこれをパラボラ使って宇宙空間へぶっ放し、セイルに当て続ける。そこが大変。でも、電波望遠鏡の技術が応用できるはずだし、大気の影響も「すばる望遠鏡」で取り除けてるから何とかなんだろ。

「太陽の方から来ました」

今世紀中に可能かも?

2021年6月10日 (木)

1秒の長い物語~時の記念日に寄せて~

6月10日は時の記念日。

明治期、「時間にぬるい」と欧米に評判が悪かったことから、啓蒙を図るために制定されたとか。6月10日なのは

 「置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。始用漏尅。此漏尅者天皇爲皇太子時始親所製造也」

とゆー日本書紀に書かれた「漏刻」を初めて使った日が、現行の暦で言うと6月10日になるからなんだって。

で。

現状、時間の基準単位はSI単位で「1秒」としてある。これ自体はどう決まってきたのでしょう、というのが今日の小ネタ。

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(↑クリックするとどこか飛んでって動く)

人類は偶然にも「ほぼ360日」で循環する星系に生を得た。これは、回るもの・繰り返すものの「1周期」を360で考えるようになるとともに、この360が実に使いやすい数であったことから「掛けて割って」刻み使うようになった。12ヶ月、30日。干支は12×5の60で一巡り。この刻んでいった最小単位が「1秒」と言える。「漏刻」に使用された水滴の落ちる間隔、脈拍、振り子など、等時性を持つものから逆に1秒をはかる技術が進んでいった。

しかし後年、正確な時が必要になってくると、大本である地球と太陽の巡りにふらつきがあり、不動の基準に使えないことがわかってきた。だがそこに「電磁気学」より光・電磁波の速度はこうじゃ、という式が出てきた。

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ε0= 8.85 × 10^−12,μ0 = 1.26 × 10^−6(^は「べき乗」の意味。^-12→-12乗ということ)と定数で求められているので、光の速さは「秒速299792458m」と決まった値となる。すると逆に、電磁波は振動成分を持つので、振動回数から1秒を決めることができる。

「セシウム133 原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間」 

「?」だが、「遷移」を起こす電磁波の周波数が超厳密に決まっているので、その周波数を定義しているのがこの言い方、ということなのだ。現在の「1秒」はこれに基づいて刻まれ、校正され、連続している。

「まず、光あれ」これは旧約聖書「創世記」冒頭で神様が最初になした仕事である。日本も基準は天照大神で要するに「光」。

……人間は直感的に「光」が原点であることを知っていたのかもしれない。

2021年6月 8日 (火)

#レビー小体 型認知症

身内にいるので書き留め。機序とかその辺は散々医療・看護・介護系で書かれているのでざっくり。

●概要

「レビー小体」と呼ばれるタンパク質が脳内神経細胞を置き換えて行く。応じて認知・運動機能が影響を受ける。

●主な態様

①認知機能関連
・悪夢を見る:応じて叫んだり夢遊病的に振る舞ったりする。
・見当識障害:場所がわからなくなったり上下感覚が安定しない。墜落感・回転感を伴うことも
・幻視・譫妄:あるはずのないもの、いるはずのない者、あり得ない現象が見える。聞こえる。思い浮かべたことと事実現実が混交する

②運動機能
・歩行能力低下:もつれる。転ぶ
・発声障害:発音不鮮明。ろれつ回らない
・パーキンソン病類似の震え(震顫)
・便秘,傾眠

で、進行と小康状態を繰り返しながら全体としては進行して行く。アルツハイマーと異なり人間の尊厳に与える影響は軽微とされる。

「入院すると一晩でボケることもあるからご認識くださいね」

以前、入院のタイミングで言われた話。今回そこまでではないものの、2日で一気に「進行」し、V字で「戻った」。

根本的に脳梗塞の部分があるので、これによる機能不全が発生すると、①②とも深刻な様相を呈するようだ。

今回はパーキンソン病類似の震顫が大きく出現したことから始まった。なお、震顫自体の発生メカニズムは、本症状とパーキンソン病単体とで同一である。

横たわって程なく「長く連絡の取れなかった知り合い」が枕元に立ったそうである「話しかけても答えない」。
「ベッドが動き、部屋の調度のレイアウトが変わった」と訴える。ベッドは電動で100kgある。
何らか段差をテーブルと誤認し、湯飲みを置いてほしい。
眠くて仕方がない病なので寝入るのだが、夢見の段階で多くの場合現役サラリーマン時代の記憶が反芻される。今回はそこにある国家プロジェクトの中枢人物が加わり、会議に参加し「豪華なお弁当を『要するにオレ』が手配して食べた」
一方で娘を社内別部署の女性スタッフと勘違いしたらしく「新人かね?」

これらは、解説・説明がつけられる。

まず脳内神経細胞とともに失われて行く記憶は「新しいもの」であるから、覚えている範囲の記憶が支配的になる。現役時代であり、娘の存在が消えているのである。
日中はほぼラジオを聞いているので、ニュースで全面に出てくる中枢人物への印象は大きくなる。
ベッドは要介護度の切り替わりの際、一度置き換えている。
ほか弁は在宅勤務展開後、よくオレが手配して一緒に食べていた。途中、娘の卒業祝いで「すき焼き弁当」を食べている。

ラジオで中枢人物の出ている会議の模様が流れ、応じて現役時代の会議の様子が当てはめられ、日頃国家プロジェクトに対する申したい一言が出てきた。飯は説明不要だろう。

さてレビーへの対応で肝要なのは、当人には「現実」そのものだということ。「ない」「ありえない」として否定しまくると人格を傷つける。主張の正当性を本人に考えさせろとかよく言われる。視界にあり得ないものが合成される「幻視」については、「いる」「ある」と主張する部分の配置を変えたり布で覆うなどするとあらかた解消される。中枢人物との会食はどうだろう。今回はとりあえず話を合わせたが、それはそれで肯定しすぎると幻現が混交し分別がつかなくなる事態へ発展する。「どうやってそこへ行ったの?」とか聞けば良かったか。ちなみに「豪華弁当」によって夕食は拒絶した。これは血糖低下の反応と相反するので様相の深刻化の兆候にも感ぜられたが、この日胃腸の調子が悪く、「食事を摂ること」そのものに抵抗感があった可能性はある。なお、この場合「食後の薬」を空きっ腹に突っ込むわけに行かないので「飲んだ」ことにし、入眠剤だけ用意した。もし「方便」で薬を与える必要がある場合は、ビオフェルミンやチョコラBBみたいな何も起こらない系や、サプリメントの錠剤があるといいのだろう。

一晩明けて震顫は収まり、応じてこうしたかなり進んだ認知症状も収まり、娘もちゃんと認識できている。脳への血流低下で「記憶」「現実」が混交したのだと理解できる。が、「進んで、戻った」そこは前の位置より進んだところであり、なれば次に「進んだ」時、さらなる状態が起こりえると想起される。ちなみに一度「家に帰る」と夜中の3時に玄関を開け、セコムが発報したことがある。

QOL、守るために。

2021年6月 4日 (金)

ダーウィンよ来い

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「外来種が定着する機序」

ダーウィンが悩んでたとか。

・在来種と似ているから定着しやすい
・在来種にないパターンだから定着しやすい

どっちか。というわけ。身近な例で言うと、「似ている」はアメリカザリガニとか。「ないパターン」はこのブログでも紹介したツマグロヒョウモンとか。

んで、この論文は「多様性の宝庫」である日本列島で調べた結果「どっちもあった」というもの。

少し引用。

・日本の地理区と同じ原産地の外来種の場合、日本の地域の気温に適応して侵入し、同時に、人為活動による土地改変にも関係して、日本国内に外来種ホットスポットを形成していました。
→これ典型は「セイタカアワダチソウ」じゃないかな。ただ、あの草本は、根付いた土壌の養分をものすごい勢いで吸う上、ライバルの芽吹きを押さえる物質を放出していて、結果として「自分の次の世代」が生育しにくい環境にしてしまっている。ススキが挽回してるとかなんとか。同じメカニズムでアメリカを侵略してるのが夏の蔓草「クズ」。

・日本の地理区と異なる原産地の外来種は、気候などの環境条件とは無関係で、人為活動による土地改変に関係して、日本国内に外来種ホットスポットを形成していました 
→ツマグロヒョウモンはこれでしょう。スミレ系統=パンジーを好食する。

そして。

・大都市周辺に外来種ホットスポットが集中していました

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図を引用させてもらいましょう。東京・名古屋・大阪……まぁ一目瞭然ですわね。「ヒアリ」とか「セアカゴケグモ」とかこの類い。

「 今後の温暖化によって、熱帯由来の外来植物が日本の北部地域へ分布拡大すること、あるいは、都市化による土地改変が外来種の由来とは無関係に生物学的侵入を加速させることが、予想されました」

結言のこれは要注意でしょうね。「ツマグロヒョウモン」「ヒアリ」「セアカゴケ」これ全部南方系。温暖化すれば応じて広がる。

でね。

「セアカゴケグモ」の「ゴケ」って「後家」の意味で、これは交尾中にメスがオスを食ってしまって「後家」になるから……という英名「widow spider」に基づく和名なんです。この種類に「世界一猛毒」の「クロゴケグモ」(black widow spider)ってのがいて。

そこらのどぶ板の裏とかにグシャグシャの網を張ってる「オオヒメグモ」って奴と住処・食い物ほぼ一緒。でもって毒は強い(ヒトでも死ぬ)。

日本に入ってきたら(もういるけど)、どうなるか。

引用元:生物多様性ビッグデータで日本の外来生物分布を地図化:「ダーウィンの難題」を解明し外来植物の侵入メカニズムを解明

2021年4月22日 (木)

トヨタ!トヨタ!

●人工光合成

「光合成」というのは植物が空気中の二酸化炭素を取り込んで、吸い上げた水と太陽光のエネルギで糖分なんかを合成する作用を言う。

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おおっ!?

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元論文を当たると、太陽光発電で炭酸水を電気分解し、「ギ酸」(HCO2H・蟻酸)を合成する。

ギ酸それ自体は「強い酸」なのだが、化学式の通り水素をしっかり持っており、「ギ酸の形で水素を貯蔵・運搬しよう」という目論見の主役と見られている。すると。

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JSTニュース19年4月

これができる道を開く。もちろん、エネルギー効率は低いが、「二酸化炭素」の出しっぱなしはなくなる。

●水素原動機

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https://youtu.be/b8atYbOnsyM

「燃料電池」はその水素を使って電気エネルギを取り出すものだが、これは内燃。つまり爆発エンジンである。

 

総排気量 1,618cc
種類 直列3気筒インタークーラーターボ
使用燃料 圧縮気体水素

(そら過給してバインバインに押し込んだ方がいいわな)

特徴は純粋に全部酸素と反応するのでレスポンスが良いことと、排ガスならぬ「排水」しか出ない点である。当記事トップの「水」に戻る。

ちなみにこのトヨタ発の二つの技術に置いて重要なことは、今まで「不自由」だった「クリーン発電」のエネルギを「ギ酸の中の水素」という形でため込んでおけることだ。「電力」は消費量の変化に応じて柔軟に供給量をコントロールできないとならないが、風力や太陽は「作れる時しか作れない」…需要と供給のミスマッチがあったのだ。これの対策は「貯めておいて足りない時使う」だが、そのための充電・蓄電設備は安価に供給できる状態ではない。それをギ酸に置換できれば、単なる「蓄電」の枠を超え、燃料電池として電力に戻しても良いし、そのまま燃料にしても良い(変換可能だから「蓄勢」としておくか)。

「カーボンニュートラル」が夢物語で無くなってきたうえ、日本として悲願の「エネルギの自給」のメドが見えてきている。

…てか、こいう「電気がらみの技術」は、総合電機メーカの仕事じゃないかえ?本来。6501、6502(ちょっとピンチ)、6503各社。

2021年4月20日 (火)

太古列島中二病

●山が横向いて立ってた

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爺ヶ岳。

この人「カルデラが真横になって立ち上がった状態」なんだってさ。

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普通カルデラって陥没してできるからこんなカッコしてますわね。これが

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フィリピン海プレートの貫入で東から押されてこうなったと。この時そそり立ったてっぺんは1万メートルを超えたかもしれないかもしれいとかなんとか。

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https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/121/8/121_2015.0027/_pdf

つまり山体の西側は300万年前頃の「お釜の底」が見えてるわけ。

ちなみにこの地殻変動は今も続いていて、南海トラフ地震もこれによる周期的な活動の一つ。で、同じ運動により形成されたのが今の瀬戸内海で、ここには10万年前の湿地平原と、再度陸地化した氷河期の大地が海の底になっている。

妄想がはかどるわ。

 

2021年4月19日 (月)

サイエンス小ネタ2題

●東北地方太平洋沖地震と長野県北部地震(栄村震災)

連動して起こったのは皆さんご承知の通りで。

「どうやって?」が見えてきたという話。

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https://research-er.jp/articles/view/98519

「ゆっくりすべり」という現象がござる。この記事で書いたが、地震の大きな揺れが始まる前に地面がゆっくりだが動き出す現象のこと。これが栄村の地震の時もデータ解析したら見つかりました、というのが一つ。
そして、その「ゆっくりすべり」は東北地方太平洋沖地震の1時間以内から始まっているのが判りました、というのがもう一つ。
最後に、大規模地震とその余震による震動が繰り返し襲ったことで、これら地震活動が誘発されたっぽい。とのこと。

これの得たい成果は、「誘発されそうな地震の始まり」をキャッチできるかもしれない、ということ。

●野良ブラックホールを探そう

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https://www.universetoday.com/150941/roman-space-telescope-will-also-find-rogue-black-holes/

ブラックホールは、大抵、「連星系の片方」…つまり相方は死に神とでも書くか、なので、我々は言わばそこに捉えられた「断末魔の叫び」を通じて間接的に、あそこにブラックホールがあるな、と認識している。このプロジェクトはそーゆー奴ではなく、宇宙空間に何か吸い込むでなくぽつんとあるブラックホール…流浪する孤独な死に神を見つけようという物。原論文は「Rogue Black Holes」とあって、まぁ西部劇のならず者みたいなイメージだろうが、日本の場合「野良」というよい言葉あるのであてがってみた。

方法だが、野良なので隣で死んでる(!)奴いないので、その強大な重力が発生する「重力レンズ」効果を使いましょう、というもの。強大な重力が存在するとそこで光が曲げられるため、あたかも「凸レンズ」がそこにあるかのように作用する。これを「重力レンズ」という。

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これ、真ん中の天体は「LEDA 69457」という4億光年離れた銀河である。その周りの4つの光は実は「QSO 2237+0305」という別の天体で、LEDAさんと「同じ方向」だが「80億光年」離れた距離にある。LEDAの重力で光が曲がって届き、このように4つに別れて見えている。こういうのを、アインシュタインの一般相対性理論から導かれる存在であることから、「アインシュタインの十字架」と呼ぶ。

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(この論文の説明用のビデオ。「重力レンズ」の影響の例。○されてるのは「本体」と「レンズが作った虚像」。円弧状にぐにゃ~んと伸びてるのもレンズの影響)

逆に言うと「こういう見え方をする天体」が見つかれば、それをもたらしているのが「見えないけれど重力はデカい」天体であるなら見えないそれはブラックホールだ、というわけ。

これ、言われただけだと「ふーん」で終わるけどスゴイ大事だと思うの。

ブラックホールって見えないので、もし、地球へ向かって接近してくる野良があっても判らないのよ。でも、これなら存在を浮かび上がらせることが出来る。

2021年4月18日 (日)

ラジウム温泉が恋しい

トリチウム放出でアノ国とアレな国がキレまくってるのはご存じの通りで。

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いつもの。どの口が言うか、っていう。

んで、アレな国の物言いが

実は、核燃料棒まで溶けて流れた最悪の事故により発生した汚染水と、正常な原発運営の過程での放出水を、日本が他より優先して比較しようとするのは、意外なことです。

トリチウム水という物理的な性質に何か違いがあるとでも?ノーベル賞は遠いね。

不安なのは承知するが、理屈とデータで問題ないと判っているなら逆に安心なのではないですか?放射線は宇宙からもビシバシ飛んでくるので、地球上に生きてる限りその影響は常に受けている。そっち気にせずこっちばかり文句垂れる意義と効果は。

「ラムサール条約」って言葉ご存じの方、多いと思う。「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。自然保護の象徴みたいな条約ですが、この締約の地であるラムサールは「世界で最も空間放射線量の高い地域」のひとつなんでやんすよ。年間被曝量は日本の20倍。放射線源は温泉から湧き出る放射性のラジウムやラドン。されど古代より万病に効く温泉観光地で、人もずっと住み続けている。

「放射線被曝はガンの元」その通り。放射線がDNAを傷つけるから。ただ、DNAも一方的に傷つけられるだけでなく、自己修復機能を持っている。このため

・「適度な」放射線を浴びることで、修復機能が活性化し、前より良くなる
・修復不可能な遺伝子により異常化した細胞は自死(アポトーシス)する。元より悪かった細胞がこれにより淘汰される

等により「放射線を浴びることで病気が治る」現象…「ホルミシス効果」という仮説の検証が進められている。ちなみに紫外線を浴びすぎると皮膚ガンになることは知られているが、じゃぁって完全に阻止すると体内のビタミンDの合成が阻害されて「くる病」になる。同じような「いいあんばい」が放射線にもあるらしいのである。ラドンやラジウムを豊富に含む温泉はその効果が得られる「あんばい」というわけ。

「お前自民党と東京電力の手先か!」うるせえよ。冒頭にも書いたように、人類は「そもそも放射線ゆんゆんの地表」で進化した生き物のなれの果てで、ある程度放射線のリスクに耐性を持ち(修復機能)、そうとは知らないながらも利便を享受(ラジウム温泉)して生きて来たのだ。

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もてあそべとか茶化せと言っているのではない。ただ、何も知らず、知ろうともせず、「放射線だから怖いからだめ」では、容易に騙されたり、「本当のリスク」が見極められなくなりますよ、ということ。

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おう。まぁストロンチウムが骨に取り込まれてしまうのは、カルシウムと性質が似てるからだしね。

ルートインホテルのラジウム大浴場にちんちん丸出しで沈みたいわ。

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