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2023年1月24日 (火)

長考案件・ジェンダー問題その4

●得手不得手はあるのよ

道順を尋ねると男は現在位置から目的地までの概略の距離と方向を説明し、次いで具体的な指示に入る。幾つ目の信号とか、目印を教える。狩猟採集の時代、実を付ける樹木や獲物動物が集まりやすい場所を把握しておくことは有利なことで、また応じて崖や木の上から遠くを眺めて把握した。現代を生きる男のDNAに受け継がれている基本因子と思っている。一方ルーチンワークを丁寧に繰り返すなどは女性の方が長けている。おっぱい・おしめ・寝かしつけ……子育ては繰り返しを基本としている。ちなみに男が炊事洗濯を始めると「効率」や「早さ」を求めて工夫を始める。狩猟なんてどんどんパターンを変えて行く必要があるし、体力は温存しないとならない。「非生産的」なタスクは簡略化したがるし、繰り返しを好まない。ちなみにライン工……流れ作業の繰り返し作業の場合、女性は教えられた通りをキチンと繰り返してくれ安定生産に貢献し、男はより早く確実に出来る方法を常に考え能率が向上する。相乗効果が発揮できたりする。

それはさておき、論客が何を言おうとDNAレベルの違いがあるのは事実で、暴力が物を言った時代の名残で「男性優位」が存在するのはまた確かであろう。だが、だからといって最初から男女比を決めたり、固定枠を設けたり義務を課すのは何か違う。これもまた激変緩和で、とりわけ理工系へは「差し伸べられる手を待つお姫様」ではなく、積極的な進学・就職を目指していただきたい。「女性ならではの細やかなどーたら」とかよく見るが、んなもの理工に要らぬ。課題を突破するアイディアと数理を武器にする能力がありゃええ。ちなみに天文学では女性研究者の割合は工業系に比べてかなり高い。ほぼ「ガチ理論のみ」の世界で極端な差は出ないということであろう。そうそう、「万葉集」を初めとする日本の古来歌集ってジェンダーフリーだわね。

「女だてらに」ということばがある。「女のくせに」という意味である。だいたい、男勝りの武勇を示した女性に対して(少し非難の意を込めて)使う。まぁジェンダー的にはNGワードだろう。だが、現下人口減少して「……だからこの仕事」とか言ってられなくなってきた。戦力になるならどっちでもいい、が本音だろう。しかも今後はそういう世代が社会の中心になって行く。固定化された価値観そのものは消えて行く。

●そもそも、日本ですから

天照大神を戴き、卑弥呼を崇め、推古天皇が統べ、短歌を共にたしなみ、戦乱の世においては第一に守護とし、戦前から女性専用車を走らせ(平成になってからじゃねーよ)、そして見よ、アニメはすべからく女の子が登場するではないか。皇紀を通じて「何も変わっていない」と思うがいかがか。え?美少女アニメはおしりとおっぱいが強調されて性的搾取だ?ちゃうちゃう、話が面白く出来ないので「女に頼っている」そんだけ。それはそれで創作の敗北だと思うけどね。本来、物語は女性があって初めて動的なベクトルを持つ。振れ幅大きく豊かに動く感情は物語に躍動を与える。「物語には女神が必要だ」(平井和正)。

諸悪の根源は「性的な」を「悪」としていること。それが強い傾向にある「男」全体をも悪とするかの言動が見られること。途中出てきた賤職化を引きずっているのであろう。確かに人としての敬意より前に出るのは単純に相手に失礼でNGだが、生き物としての本能まで否定しているのは目に余る。人類滅びていいのか?「そういう、どうにもならんものが男にはあって、安易な対応は身体に深刻な影響を与える」……要は「正しい性教育」から始めないといけないのではないか?隠しても生理始まるしおちんちんは大きくなる。説明しないと子供達は戸惑い持て余すばかりだ。

つがいで生き物飼ってりゃそのうち交尾するだろ。何かのタイミングで人間も交尾するんだで終わる話だ。結果としてウチの性教育は5秒だ。むしろ予備知識持っていたから、「女の子だけ集める授業」は合点が行ったとさ。

今までの「ジェンダー」の枠の中から考えてるから「ジェンダー」からフリーになれないんだよ。

(おわり)

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2023年1月23日 (月)

長考案件・ジェンダー問題その3

●あるべき姿

殊に家事育児において、娘を成人式に送り出して思うのは、「腹を痛める」ことと「リアルおっぱい」以外は男でも全く問題はない。むしろ夫婦で同等の生活力を確保し、並行して時に一緒に役務を遂行すれば何事も早く片付く。その結果育児に割けるリソースと余裕が増える。ただ、激変緩和策はどうしても必要だ。いわゆる主婦業は結婚して即時そのプロフェッショナルになったわけではない。多くは家事をこなす母の姿を見て、母の仕事と認識し、そのように教えられたり、あるいは自発的に、子供の頃から習って覚えてきた成果の発揮であったり、「花嫁修業」で習得したもののはずだ。だのに男に対して「時代が変わったから即戦力を発揮せよ」と言い出すのは暴論であろう。「見てたから判るでしょ!」……見てて判ったのかあんたは。これは学校においては……それこそジェンダーの起点である「技術家庭で男女に教える内容に差がある」から是正されるべきであろう。自分の身の回りのことくらいは義務教育の範疇で性差なく確保されるべきだ。最短で中学卒業で社会に出る。自活できて当然ではないのか。

これから結婚、であれば、夫婦で教え合って覚えて行く手が使えるだろう。簡単そうに見えたことが高度なテクニックを必要としていたり、毎度出来映えの違うものが理屈を知れば安定するかも知れない。大変と判れば自発的に手伝いたくなるし、感謝と敬意も自ずから生まれるだろう。ただ、特に昭和生まれのおっさんは生活力スキルゼロの場合もあり得る「何コレ!もうやめてやり直すから」……こういう場合は手遅れで、ジェンダー分業を維持した方が逆に効率が良いかも知れない。ただし男の領分とされるものは夫が完璧にこなす責務を有する。

さて家庭はこれで良いとして、業務スキルを見てみよう。え?ジェンダーフリーの話ってそういうことだろ?力仕事を筆頭に「男の仕事・男の領分」とされる分野は非常に多くある。公共交通機関の乗務員は昨今女性がかなり増えてきたが、トラックドライバーはまだ珍しい。これは以前別件で扱ったが、トラックへの荷揚げ荷下ろしもドライバーの役目にされている場合が多いからだ。それは体力と腕力が要求され、どうしようもない。ざっくり3Kに分類される仕事は使命感を持って役務に奉ずる男が多い。

エンジニアは基本的にアタマが物言う世界で、そもそもジェンダーフリーなはずだが、はてさて設計開発の男女比率は何かの意思が働いてそうなっているのだろうか。「育児休暇でキャリアが止まる」問題も特に昨今在宅勤務OKで様々なコンピュータシミュレーションが可能な時代にあっては起きにくいはずである。最悪でも休暇中に資格や免許を取得して復帰後に備えることなどできるはずだ。

文字通り協働が必要なのは介護である。優しさと気遣いと腕力をその都度使い分ける必要がある。最もこれはチームで持っておくべきスキルと分担だと思うが。

ここまで読んできて眉をひそめる向きが出てきたようだな。そう、広げ散らかされているジェンダー論っていつも一方通行なんだよ。

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↑いかにもその筋が食いつきそうなこれだが「参加をきっかけに女性が働く環境になっているか考える契機になった」とか「女性社員向けの制服を初めて制定した」という事業者もある、と書いたらどう思うね?

(つづく)

2023年1月22日 (日)

長考案件・ジェンダー問題その2

●勘違いの固定化

「性差による役割の押しつけ」を促進したのは、狩猟採集を離れた人類がそれ以降現在に至るまで約1万年繰り広げている「戦乱」であることは、論を俟たないであろう。力が物を言うので矢面は全て男で、男がいないところ(いわゆる銃後の守り)は女が担った。こうなる。武勲は栄誉であり、領土と財産と奴隷を勝ち取り、銃後は同列に語られない。性別が生んだ役務に優劣の価値が出来上がる。

奴隷というと、ジェンダー問題目の敵である「性の売買」であるが、発掘されたポンペイではその手のお店がシステムとして存在していたことが判っている。宿屋が囲った専門の奴隷(男娼もあった)が担ったそうな。なお目にした論文によると「妻には優秀な子を産んで欲しいので、はけ口はこちらを用いた。妻には敬意を持っているので性の対象ではない」そうである。劣情を催すとかよく言うが、男性原理とその処理に対する価値観が判るし、男性原理が商売のエンジンになっていることが判る。主と従の関係が出来上がっていった経緯がうかがえる。なお日本では10世紀頃からシステムが存在し始め、人身売買に組み込まれて賤職扱いという経緯をたどる。日銭を稼ぐ最終手段というわけだ。

一旦、置く。

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(つづく)

 

2023年1月21日 (土)

長考案件・ジェンダー問題その1

●冒頭の能書き

要するに「めんどくせ」ネタを腰を据えて扱おうという腹づもりなシリーズ。なお、絶対に反論が出てくる話ばかりで落とし所はそもそもないので、読んでるアナタがムカついても受け入れないし、受け入れなくていい。

■そもそもジェンダーって?

「社会・文化が作り出す性別」だそうな。「ジェンダーレス」はこの作り出された性別に影響されず(あっても束縛されない)能力を発揮できることで、「ジェンダーフリー」はこの作り出された性別を受けることなく(あってはならない)能力を発揮すること、である。こう書く分には、万人に否定される内容はないだろう。

さてでは固定化された「ジェンダー」とはなんぞやと問われた時、その答えは昔話の王子様とお姫様に集約できる。勇敢でカッコイイ王子様と従順で美しいお姫様である。各々性別のあるべき姿のカリカチュアライズそのものではないか。

■なぜ、そうなった。

いきなり暴論だが「その方が都合が良いからそこに落ち着いた」のである。人類は生命体としては「ひ弱」で、サーベルタイガーにかじられた骨など出土している。これに「でかい脳みそのもたらす知恵と数の暴力」で対抗し、狩猟採集を行って版図を広げてきた。ひ弱さの最たるものは赤ん坊で、自活できず、基本的に母親がつきっきりを要求する。一族郎党が同じ穴に住まい、体力のある者が外へ出て行って食い物を集め、母親は子供のそばにいて、他の子供や老人はそれをサポートしていたのである。栄養、衛生知識とも乏しく病気やケガですぐ死ぬ人類は、文字通り「子宝」を手厚く大事に育てることでこれに抗い、子宝を宿す女という存在は生物学的メス以上の尊い存在であった。だから女神様に祭り上げられたのである。元始、女性は太陽であった。

そしてこのことは、この元始システムに都合の良い性別のあり方を生じさせた。すなわちジェンダーである。男は強く、女は優しく、そして生き残るに有利なこれら条件をそれぞれ求め、地位や対価を得る手段としても用いるようになった。

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(つづく)

2020年11月15日 (日)

だってセクハラなんでしょ?

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男女交際の経験、結婚願望が低下していると大騒ぎ。

あのさ。

「気に食わない男に言い寄られるのはセクハラだ」

これじゃん?下手したら逮捕されるわけで。そんなリスキーで面倒くさいこと誰が手を出すかっての。あまつさえは悟って気づいて奢ってしかもさりげなく。

うるせえ馬鹿。要求があるなら言え。いやなら断れ。金ならないw。一般に男は合理的にできてるので、その真逆の極北にあるもの手を出すよりはポルノサイト見るわいなw

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そして家事だ。一般に生まれが昭和に近い男ほど家事を「いきなり」請け負うのは無理。それをやらせて「こんなこともできないの?」となじる。じゃぁ君延長コードを半田付けしてみたまえ。「え~そんなことできな~い」

双方「一方的に言いたいこと言ってるだけ」になってはいまいか。そしてそれが男の立場で言えば本能的・進化過程で遺伝的に確保してきた「ホモサピエンスのオス」の原理まで否定拒否される状態まで踏み込まれていまいか。男は基本「下手な鉄砲」撃ちまくって子孫を残してきた。それはそのくらいしないと生き残れない厳しい時代を人類が経てきた証。一夫多妻や不倫を認めろというのではない。男性がモーションかけるのまで犯罪だと言われるとそこで詰んでしまうというのだ。

「キモいのはヤなの」

そこは「紳士」が足りないということであろう。ちなみに紳士の振る舞いは男女交際の失敗をフィードバックして醸成される。従って「コクったら逮捕」を続けていればそのうち男という性別が滅びる。

50年もすれば人類のいない自然環境が確実に保護された平和な地球だ。

2020年2月14日 (金)

夫婦間の相違は夫の我慢でたいてい解決と申しましたが

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「鉄道模型始めてもいいかな」
「あの虫が走り回ってるみたいなやつ?いいよ」

で、

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こんなもん買って来たらどうする?まぁぶち切れますわね。

・新妻(とやらの認識)
猫オッケーやった!あの猫にしよう

・夫の認識
そこらの和猫やろ?犬と違ってほかっといても適当に食うやろしかまへんか

→ペットショップの凄い猫(調べたら20万円)

端的にはこうですよ。同じ構図。でもね、認識の相違は他にもあって。

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実家猫。自分も弟も独立して夫婦二人になったところで弟に拾われて実家へ。という経緯。丁度良かったらしく今年で推定17歳。

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ケガもしたし病気もしたけど戻るところはここである。父親も母親もヤレヤレいいながらこの「陛下」の世話をしている。

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すなわちこの猫と実家との出会いは正解だった。こういう「求められるところに丁度良く相応の猫が訪れる」という偶然の出会いをネットでは「NNN(ぬこぬこネットワーク)の仕業」と称する。

比してこのトピの「新妻」には猫と暮らすことへの動機の軽さを禁じ得ない。すなわち、よらず猫を買った経験があるなら、ペットショップの猫を買うことに対し応じて相談するだろうし、経験がなければ和猫以上の「おもてなし」が必要になる血統書付きなんかと暮らそうとは思わないはずなのだ。透けて見えるのは「おしゃれな猫と暮らすおしゃれな私」という「映える絵が欲しい」だけの浅薄さである。トピには夫がキレた理由は触れられてないが(そもそも新妻目線の記事)、理由のほぼほぼは鉄道模型で示した価格面であろう。ただ、それは価値観の相違をあらわにしたのであろうし、猫の行く末という点でもこの破談は正解だったと言えるであろう。

猫を不幸にさせない。…それこそNNNの仕業であるかも知れぬ。

2018年10月12日 (金)

すりあわせが必要だと思うのだが

若手「すのぴさん『婚活』ってしました?」

してねーよ。妻とはネットの掲示板で知り合った。彼はびっくりである。今やネットで出会うなんて出会い系がはびこって危険の一言。

「前世紀の終わり頃はそうでもなかったんだよ」

さて彼の悩みは出会って2回お食事したが相手に合わせるのに疲れてしまうと。

「自分の場合共通の趣味がきっかけだったからね。そういうのが何一つ不明な段階からだと、まずそういうの探さなくちゃ」

「好きな物が同じ」か「無理なく妥協が出来る」…要はすり合わせが必要なのだ。映画か音楽か飯食うか。

で、ネットコラムでよく見かける「出会いの失敗」は、ここでお互いに自分を押しつけ合ってしまうことだとか。

「次はドコで何するか一緒に決めませんか」

この一言が何故言えない。実行できない。「デートは男が奢るもの」という固定観念もそうだが、一緒に生きてくってのは相互に相手を尊重し、共通認識を持ち続けて行くものではないのか。何で男がお膳立てして女が気に入るかどうかって構図が「当然」扱いなのか。

「名古屋駅14番ホームの東京寄りの端っこで14時23分にお待ちしてます」

自分の場合この手の約束で妻を大いに笑わせたが、だからって1分刻み秒試しでデートのスケジュール決めたらウンザリだろう。もちろんノープランでは計画性がない。だから二人で決めるのである。一昔前なら「ぴあ」をめくって…あたりとなろうが、今ならお互いスマホスリスリして決めてもええやんけ。プランニングを楽しめなくちゃ。そして映画なり食事なりその場でスマホで予約する。これは2010年代ならでは。

「駅前とか適当すぎる待ち合わせはダメだよ。ホームの端ってのは絶対に見落とすことがないから確実に落ち合える」
「今度使ってみます」

頑張ってね。

2016年3月 2日 (水)

ミニバンの日本人離れ

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ミニバンが売れないのでマツダは撤退するそうな。まぁありゃ「家族が沢山の荷物と共に移動するキカイ」だ。少子化ということは「家族」自体の縮退を意味するわけで、家族のクルマが売れなくなるのは当然の結果と言える。何せ集団移動キカイの要素を除くと、重く、背が高くて横風に弱く、重心が高く取り回しが悪く、燃費も悪いと、クルマの悪いところ全部寄せ集めた鉄の塊でしかない。車の運転には、移動、旅行、キカイとして遊ぶ、のおよそ3つの要素があると思うが、このキカイは家族移動の要素を除くと他の二つを満たしてくれない。

ウチも家族だが、クルマはカローラフィールダー、すなわちステーションワゴンだ。これはミニバンの悪さを嫌い、されどエアコンの効いた空間にオーディオ宿泊旅行の荷物を積みたいという要望の落としどころである。実際3人が数日過ごす荷物を積むと大体一杯になる。ただそのステーションワゴンも近々プリウスとプロボックスだけになってしまいそうな勢いである。

就職して寮に入って程なく、同期達は近隣のディーラーへクルマを買いに出かけた。比して今の新入社員は「おそるおそる軽の中古を買う」のが関の山だ。お給金少ないし、将来への約束もない。貯めて一括であればその辺がせいぜい、となる。それでも買いに行く勇気が出るだけウチの会社は恵まれていると言えるであろうし、クルマが欲しいという潜在需要も確実に存在することを示唆する。

株主の顔色だけを気にして内部留保を溜め込むことに汲々としている企業トップのじいさん達(及びその株主たるじいさん達)よ。あなた方は若者の首を絞めて日本の将来を殺す気か。棺桶に札束詰めて焼き場まで持って行く気か。

いい加減にしたらどうだ。この馬鹿者共が。

2016年1月 5日 (火)

恋が面倒

「恋愛しない理由」の結構上位が「面倒くさい」なんだと。言わずもがなメールやSNS等の返事などに存在する妙な縛りや、クリスマスなど「型にはまった」のイベントを嫌ってのこと。

そう本末転倒である。好き合ってるなら、どうコミュニケーションするかは自分たちで決めればいいこと。その根本は「共有したい」じゃないのかえ?即答要求しなくても待てるはず。ネズミーは本当に行かなきゃならんのか。流行りの映画は見なくちゃいかんのか。本当は地層が好きだったりしたらどうする。

お金の話もある。男が奢れとか今日び無茶言うなってこと。給料安いんだから。学生なら論外。共同管理やシェアが出来ない時点で「お付き合い」もへったくれもねーだろ。違うか。

確かに何でも先回りで上げ膳据え膳の男はスマートだ。だが、その影には、そこへたどり着くまでには、数え切れないほどの「撃墜されて黒焦げ」があるはずなのだ。なぜならノウハウであり、体得する機会なく身につく物ではないから。

「初めて」や「経験の浅さ」を口に出せないのはホンモノではないし、その位で冷めるのもホンモノではないのだ。逆に言えば本音が出せる、ありのままでいられる(嫌われる事への恐怖を感じない)状態が理想だろう。

我慢や窮屈さを感じるなら「切る」勇気を。その相手にずっと我慢出来るはずがないし、妙な縛りがフィルタになってはならない。くだらない慣習を廃れさせるためにも。

ただまぁ、そんなもんで不仲になるとか、本質とずれた馬鹿馬鹿しい結末だわね。

2015年12月17日 (木)

夫婦別姓論

ネタが無いから持論書いとくわ←待てコラ

「一つの姓であること」の枠を外して困ることは特にあるまい。「世帯」単位で金銭のやりとり税金や公共料金など幾つかあるが、世帯の代表者の名前にして、金の出所は世帯で決めればいいだけの話だ。そこは同一か別かの判断材料になりゃしない。そも、マイナンバーとか個別管理を始めようという段階でナンセンスだろう。

ちなみに「江戸時代は一つになるとは決めてない」とかネットで見たが、ちょっと待ってくれ、江戸時代で姓があるのは「名字帯刀」すなわち武家以上の特権階級と、功績で下賜された特に認められた者だけだ。明治になってそのシステムを市井へ展開、「姓」の決定を迫られた挙げ句、見た目の地形から作ったとか、「ただのごんべえだよ」から只野権兵衛になったとか、教科書に出て来るだろう。なお、江戸時代の女の子は「みつ」と「はる」がポピュラーな名前。結果どこにでもいるみぃちゃんはぁちゃん、略して「みいはあ」…そうこの語は江戸言葉だ。覚えておいて良い。

すると「女性の側が姓を変える」のは、その特権階級への「嫁入り」…遡ると藤原家が天皇家に対して取った方法…に準えた市井伝搬一般化、とこうなる。当然、現下この辺声高に叫んでいるのはフェミなので、こうした背景を踏まえず、単なる男への誹謗中傷に終始している場合が多い。対して国家的には上記のように世帯単位の国民管理さえ枠を外せば問題ないはず、となる。仕組みだけの話でフェミ的感情論の入る余地はない。まぁそのうちなるんじゃね?結婚なんて個人同士の契約以上のものでもないわさ。「一つの姓は世帯の象徴」を保守的な主張として取り上げるメディアや個人多いが、逆に言うと世帯を象徴するアイコン以上の意味は無い。

一つだけ問題があるとすれば「子どもの姓」である。上記のように江戸時代なら「みつ」と「はる」であることに終生変化は無い。そう、姓を意識する必要なかったから問題は発生しなかったわけ。対して現代は子どもにどちらか選ぶことを要求する。子どもにそれを決断させると悩むか、姓名の組み合わせのバリエーションが増やせるとポジティブに捉えるか、それは未来の誰かが悩むこと。ひょっとすると「新しくどっちでもない姓を名乗って良い」になり、「キラキラ姓」が出て来るかもね。現下の制度では明治に増えた以降「新しい姓」は発生していないのだから。

以上、オレ的には「フェミのレゾンデートル主張大騒ぎ」にしか聞こえないというのが冷めた認識。感情論以上の意義ないもの。愛し合って世帯を持つならどっちの姓にするか事前に決めるべきだし(オレはやったぞ?)、決められるはずだし、イヤなら籍入れなきゃイイ、抜きゃイイんだからさ。会社で強制とかはその会社の法務の話で国家に求める話じゃない「知るか」って奴だ。ちなみにウチの会社はフリーダム。銀行口座?申請しなきゃ銀行だって気付かないじゃんか。

異論は受け付けない。「どっちが正しい」ではないので着地点は無いし、仕組みと観念論がゴッチャになってるから。

次。

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