娘が樹脂工作で電動のドリル・バイスが欲しいというので出向く。
大須ジョーシン→レジン用品のABC→プラモとお人形さんのボークス
チャックもルータやサンダーも各種の径・目数のものが揃うことが分かった。
「昼飯どうするか」
「矢場とんはそこだが」
「……」
「……」
ちなみに隣には台湾ラーメン「味仙」の行列が伸びているw
鉄道模型はええのけ?と娘が言うので中古屋であるポポンデッタへ行って目的のちゅーこ電車はなくて連結器だけ買ってアニメショップなど寄って。
天むす屋に入る。テーブル2卓7人が精一杯。タイミング良く座れた。次々に人が来るが、テイクアウトが多い。
メニューは「1人前5個」と「追加1個」のみ。連続作業で厨房では天ぷらを揚げ、ご飯に包み、客に出し、テクアウト用にアルミで包んで包装し、客に持たせる。
「できたての天むす」ってのは中々食えるもんじゃない。サクサクプリプリでうまし。
「帰るか」
「おう」
大須を堪能した。ミッションコンプリート。
「合理化」は一般に「画一化」とセットで、鉄道においてそれは「ファン的につまらない車両・運転・乗車」に行き着く、ことが多い。
ある意味極めたのがここ、北陸筋。特急と、
普通と、
あとコンテナ貨物しか走ってねぇ。特急には車内販売もない。只管、速く走るだけ。
なのだが。
特急の責務は、沿線各市とメガロポリスオーサカを速達すること。
普通列車の責務はその都市間を一定の間隔で運行し地域輸送の密度を維持すること。
貨物は日本海縦貫線として輸送動脈の重責を担う。これらが粛々と、恬淡と、機械のように(機械だが)。それはこの沿線の市域の配置、それら相互の距離によくマッチしているように思われる。
結果、往事賑わった大きな駅に「今動く列車だけ」止まっているのであり。
それが去りゆくと規模に似合わぬ静寂が支配する。
機能だけが最適化されて残されている。それは形に表れると機能美と呼ばれるが果たして。
「窓口で紙の切符買えばええがや」
そうなのだが。
「え?東京の中央線と名古屋の中央線って繋がってるんですか!?」
……窓口で買えって突き放すのか?
【ミッション概要】
・名古屋から長野県方面へ行く
・往路の時刻と列車は確定。帰りは成り行き次第で未定
・目的地は止まる特急もあれば止まらない特急もある
・目的地に「みどりの窓口」はなく、東日本の座席指定可能な多機能券売機はある
「新幹線は楽」だそうである。EX-ICであるから、列車の指定だけパソかスマホで行い、前後はICカード重ねて改札をパンパン叩けばコト足りる。ICカードの残額だけ気をつけていれば良い。
「カードじゃダメなんですか?」
「ダメです」
会社をまたぐ上に、境界駅である塩尻がTOICAエリア外であるから、米原みたいに一旦出て入り直す使い方もできない。
※これはICカードだけで押し通ろうとすればできる、というだけで、またいで乗る場合にそれやると割高になるのでオススメはしない
さてこのミッションでややこしいのは「帰りが未定」のうえ「特急が止まらない時間帯に業務が終わった場合、途中まで普通列車で移動するので、特急券はそこから先を買う」必要があり、なおかつその際の券売機が
これということだ。普段名古屋で生活していて「新幹線じゃない特急にめったに乗らない」人に東日本のキカイであるこれをいじれと。
・とりあえずの指示
「行き帰りの経路と、往路の列車は確定です。なのでそこまでは名古屋駅や金山駅へ行って窓口で紙切符買って下さい」
乗車券:11月某日出発 往復 名古屋市内-某駅(経由中央西・塩尻・中央東)
特急券:11月某日 しなの65535号 名古屋-塩尻/某 塩尻-某
「中央西とか東ってなんですか?」
「塩尻回りですって意味の暗号です。何も書かないと新幹線で東京側から突っ込む切符作ってくれちゃう駅員もいるので」
「ふーん」
東と西のいきさつ説明してもしゃぁない。
さておく。問題は帰りである。とりあえず基本プランはあるので、それで列車の指定を済ませておき、確定した時点で変更する……がベストである。ただこの場合、遅い列車の繰り上げは問題ないが、繰り下げの場合、結局駅に行く必要があるのでどだいムリ、となる。もっとも、乗り遅れても自由席には座れるから、「普通列車で移動することになった場合の特急料金が支払い損」というリスクを承知で買っておく手はある。
次善、というか「普通の対応」は、某駅到着後、特急某が来るまでに某駅窓口で買う。である。ここで立ちはだかるのが上のキカイである。出張旅費精算はそれぞれの所属部署で行うので、切符は個別購入する。乗車券は上記の通り往復で買わせてあるので、操作指南して「某」と「帰りのしなの」の双方指定券「だけ」買わせる。何なら領収書も吐き出させる。問題は某駅のキカイ何台あるか知らんが、同じく指定目的で待っている人の数、列車までの時間によっては「間に合わない・購入する時間が足らない」可能性があることだ。残り時間によって、「しなの」だけ塩尻購入に回したり、更には「とりあえず何も買わずに某に乗って車内精算」となる。で、車内精算の場合に頭が痛いのがそう、例の未指定券システムである。
「基本的には全部指定席なんだけど、空いてたら座っても良い。ただ、指定券持ってる人が来たらどいてね」
車内購入は割高な上、誰か来るかもと思ってたら寛げないし、更には移動する羽目になったら面倒だし、方や指定してた人は、自分が指定したのに既に見知らぬ人のケツ何なら屁も併用で温められた席に座らせられる「正当な購入者」としては不快なだけだし、誰が得するんだコレ。で、それを普段そんなモノと縁のない名古屋人に説明するの?なおこれは上記「指定したけど乗り遅れ」の場合も扱いは同じ。
書いてるだけで疲れてきたわ。
「すのぴさんどうしてるんですか?」
「個人でネット予約契約してるから、『しなの』は確定したら券売機で引き換えるだけだし、某に至ってはチケットレス」
「へー!」
ただこれも落とし穴があって。
・塩尻は「東日本」の管理駅である。
「しなの」名古屋エリアから乗る場合、東海の駅で紙の切符に引き換える。これに対応できる予約システムは、実は東海は持っておらず、西日本の「e5489」である。西日本の会員になってクレカ紐付けて予約と決済を行い、予約番号に基づいて東海の駅で切符を出してもらう。
(※注意:このことは、西日本エリアの人が、たとえば「ひだ」で高山に行くのにe5489を使うと、名古屋なり岐阜なり「東海の窓口」で切符を引き換える必要があるという落とし穴でもある)
では塩尻から「しなの」に乗る場合はどうすればいいのか。塩尻でe5489の受け取りはできない。何と東日本の予約システム「えきねっと」を使うのである。東日本の会員になってクレカ紐付けてえきねっとで予約と決済を行い、塩尻など東日本の駅で例のキカイか窓口から紙の切符に引き換えるのである。なおどっちの場合も、東海の列車「しなの」に乗るのに、ネット予約を使う場合はお金が東海以外のJR経由で動くというトンチンカンな状況なのに注意されたい(乗車券の経由表示はギャグもいいとこ)。え?「えきねっと」で予約して東海の駅で受け取れないのか?
それができるのはこれらの駅だけ。「しなの」の乗車駅で事前に取りに行くか、乗る直前に引き換えるか。つまり、わざわざ行くか「間に合わない」リスクを取るか。
「ネット会員入っておけば良かったかな」
しなの乗るだけのためなら「えきねっと」でもいいけど、それ以外はe5489にせざるを得ない状況で、しかも生活基盤が名古屋の人に「どうぞ」なんてとても言えない。
「まぁ、最後の手段はありますので」
「というと?」
オレの予約を人数もろとも変更すればいいのさ。旅費精算で何か言われるかもしれんけど。手続きできなくて乗れないとか料金割高よりいいじゃん。
以上。理解できましたか?「在来線特急の指定を好き放題取りたい」……このわずかな利便の割には煩雑で制約が多すぎてややこしかろ?
よく書くのだが、
窓口で「大阪1枚」といった買い方をする人に、現状のJRネット予約サービス、みどりの窓口廃止の流れは、対応、理解できるモノとは到底考えられない。JR各社は統一したインタフェースで「どこでもどこへでも」買えるシステムを整えること。
ICカードで改札パンパンを外れた瞬間この体たらく。アホかお前ら。
会社の健診で「歯石を取れ、判定D」と出たので平日休みに取りに行く。実際、舌先で触って判るところもあったのでスッキリしたい部分もあった。
「数年ぶりです」
「ですよねー。初診扱いになるので問診書いてもらえますか?あ、その検査結果もこちらへ下さい」
2017年に歯の詰め物(アマルガム)が外れてレジンに置き換えているが、その時以来だ。ちなみにその時「次は歯石除去に来て下さいね」と言われていたのだが5年が経過したw浦島効果が発揮されたらしい。
「じゃ、やっていきます」
「おなしゃす」
一通り歯の検査をして、針で突いて歯周病が無いことを確認して、リューターでキーキー削っていく。治療と言うよりほぼほぼ工事工作の類いである。ちなみに以前来た時は上顎と下顎と日を分けた作業だったが、今日はいっぺんにやってくれる。ときどき痛いが作業進行と共に歯の根元がどんどんスッキリして行くのが舌先で判る。バフがけしてツルツルにされて完了。
「あの、多分虫歯はないと思うんですが、親知らずの回りとかキッチリ見切れてる自信が無いのでレントゲン撮らせてもらっていいですか」
そりゃ医者の物言いとしてチトださくないかい?
「ええすよ」
くるっと回る3次元撮影機でガリガリ君みたいな写真の出来上がり。
「前回治療時と全く変わってませんね。歯磨きどのくらいの回数でどのくらいの時間されてます?」
「寝る前1回ですが1本ずつ磨くようにしてます」
「良いと思います。また1年後くらいにお知らせはがき出すので来て下さいね」
へいへい。
さて、今日は予定が多いのだが、次にせどり屋に行って先の「音の良くないシングル・レイヤー・スーパーオーディオCD」を売り飛ばす。店の目録に登録がないらしく。
「300円……ですが」
「ええすよ」
音の悪いSACDなんかゴミだ。値が付くだけマシ。高いレートで録っておいて、なんでアナログに戻して44.1でリサンプリングしてDSDに変換とかワケワカランことせにゃならんの。オーディオ評論家が監修でするこっちゃねーだろ。ストラディバリウスがキーキー言ってるだけじゃねぇか。これこそタイトル通りだせぇわ。
終わって整形外科……ギッシリ。
「昨日お休みでしたから」
ってまぁ、リスタート後「いつもガラガラ」だったから、ある種のピンチ感を持っていたのだが、逆に安心だわ。
ATM行って本屋でひまつぶし。呼ばれて揉まれて所要2時間。このタイムロスはだせぇ。
帰宅ると娘が大学から戻ってきていたのでそのまま外食。北海道ザンギ美味し。
帰宅ると今度はボストンバッグ引っ張り出して出立の準備。前にも書いたが実家の洗濯機を置き換える。納入予定時間帯は配達予定日の朝電話が来るという形なので、事前にいつ来るか分からず、前入りしておく必要があるわけ。
「んじゃ行くわ」
シンカンセンでヴェントー。大抵「みそかつえびふりゃー」だが、「車窓食堂」とかいうJRの企画に乗った新しいの発見。
あいち牛めし。
味付けは超・濃い。大阪の人には絶対に向かない。東京の人でも「名古屋味噌煮込みうどん」が苦手な人には勧めない。
で。
この弁当箱英語でなんか書いてあんねん。
物理的な手段と状態を説明するなよだっせぇな。フレンチの無駄な演出表現を見習えw
さて今日は平日夕刻の移動ということで人混みを避けてトーキョーからわざわざ特急に乗る。
特急「はちおうじ」。ものすごくわかり易いがものすごくダサい。元々、一仕事終えて東京エリアに戻ってきた特急電車について、「回送で車庫に戻す奴にカネ取って客乗せれば良くね?」てな発想で「通勤ライナー」って奴が考え出されたのですな。必ず座れるように切符を出すので「着席サービス列車」とか総称される。それが令和になってそのまま「特急」として運転されるようになったわけ。要するに値上げですわね。「特急」というのは「特別急行」の略で、速度・サービスとも「特別」であるべきだと思うのだが、これは大衆化のなれの果て・名ばかり特急の極致とでも言うか、
・のろい(通勤電車に前後を挟まれて走るのでスピードが出ない。ただ「止まらない」だけ)
・座れる以外のサービスなし
・距離50キロしか走らずしかもその行き先
令和に蘇った遜色特急としておくわ。
で。
「間もなく八王子……キンコーン急停車します」
なんだと!?
一つ手前の駅「豊田」を通過して勇躍速度を上げ始めたところで急制動。きー、がっくん。
「八王子~西八王子間の踏切で非常ボタンが」
いやそれ八王子の向こうだろがい。八王子まで行けや。3番着だから上下の電車に干渉しねーだろ。
「小動物と接触との情報が……」
いやそれ八王子の向こうだろがい。八王子まで行けや。
「安全確認を」
ハヨ行かんかい!(怒)
結局8分止められ、華麗なるシームレスなバスへの乗り換え計画はパー。雨降ってる中で次のバス待つのだせえな。
「当列車は八王子まで参りますが、その先の各駅停車は引き続き運転を見合わせ……」
このダサい対応。
結局タクシー。支払いは助手席の背もたれにカードリーダがついててICカードでピ。
「着いたぞ」
「にゃーん」←じじい猫(20)
さて、私は令和のいまダサくなった君の死神だ。終焉の時が来たぞ(画像クリックで動き出すw)。
1号機関車。後の鉄道院150形式。150年前・明治5年、新橋-横浜間に日本で最初の鉄道が開業したとき走った機関車の一員。本物。大宮の鉄道博物館蔵。なお、この姿は明治30年頃を再現したとか。この子自体のエピソードは存在故にたくさんあるのだが、ちょっと面白いのは現在の武豊線にひところ派遣されており、中山道鉄道(現在の中央本線など)の工事にも使役されていたこと。名古屋とも縁のある機関車なのだ。
さて名古屋、というか犬山の「明治村」には当時の鉄道車両が幾らか保存されていて動くものもいる。
12号機関車。明治7年導入。こちらは後に160形式とされた。石炭食って動いているが、実はボイラー自体は平成になって交換されている。
通称N電。線路の幅が狭い(Narrow)の意。京都市電として明治43年頃製造されたもの。木造車なのでガタピシ言いながら走る。鉄の枠の上に「家」を載せたような構造だからしゃぁない。
当時の御料車6号。すなわち天皇陛下の御乗用。時折、特別公開される。
さて自分の生まれは昭和45年で、国鉄線から営業用のSLが消えたのは昭和50年であるから、自分の幼少期には「通常営業中のSL」がまだ存在していた。これはそのわずか5年の間に撮ってもらえた唯一の写真で、人物は祖母と1歳か2歳の自分、そしてC57形151号機である。
「汽車さえ見せていればおとなしくしていた」とは祖母の述懐だが、これで目覚めたのか、生まれつき鉄でその「おとなしくさせるために」見せていたのか不明だが、現代で言うところのADHDであったから、まぁ後者であろう。
以降なんだかんだ線路沿いに住まい、鉄路を使って行き来し、そして今また鉄路のそばに住まい、家の中にも鉄路があるのであるw
さておく。テレビや音楽が「みんなで同じもの」から「手のひらで個人個人」へ展開したのと同じ流れで、「移動手段」も「クルマで個人個人」へ広がる……人はそれをモータリゼーションと呼んだ……のであるが、それが極致化したアメリカ等に比して、日本は一定レベルで歯止めが掛かりバランスした。言うまでもなく新幹線の出現である。飛行機(時速500~800km)自動車(100km)の中間に位置する高速高頻度交通機関は大都市が数珠繋ぎになっている日本の国土構造にベストマッチであった。それは文字通り日本の人的大動脈として発展に寄与した。
ただその神通力は鉄道の基本……高頻度大量輸送が成立してこそ発揮される。ゆえに敵こそは少子高齢化であると言える。限界を下回った地域へ高速路線を延ばしてもそもそもの需要がない。このことは「新幹線で100万都市と直結されることを前提とした新たな街作り」を開通と一体として実施する要を示唆する。安中榛名……どうしてああなった。
都市域をシュリンクし、密度を上げて商店の利用効率や移動距離の短縮を図ろうという動きが始まっている。現在居住する高齢者に対しては移住を強いるので難しかろうが、社会人として独立して行く若い世代に対してはリモートワークの平易かと相俟って説得力を持つであろう。そうした「小型高密度都市」と大都市を高速で直結する手段として新幹線を使うのは悪い手とは思わない。各都市を結ぶフィーダ輸送と連携すれば豊かな住環境から大都市へ手軽に行き来できる日本の新しい姿を描くことができる。
令和日本列島改造論。今こそ。
(大げさなオチだな)
台風15号?いいや、これを扱う。
新幹線「かもめ」が長崎に降り立った。「達す」としないのは武雄温泉-長崎間の部分開業で、博多側の線路とは繋がっていないからである。
鹿児島ルートの新八代-鹿児島中央間もそうだが、明治期に苦労して敷設した結果、令和の現在スピードの上げられない区間をトンネルでぶち抜いて直結した。
惜しむらくは乗ってもいないのにネガティブなことを吹聴する人・メディアの多いこと。短いじゃないか。30分しか短縮されない。佐賀にメリットが無い。エトセトラ・エトセトラ。
その短い距離60キロを20分で駆け抜けるのを実感すれば「おお!」となるはずなのだ。カーブをうねうね走り、すれ違いのために止まったりすることもない。260km/hでぶっ飛ばす。「あっという間」それが大事でそして新幹線のレゾンデートル。
でね。
自分の場合、物心ついた時点で既に「新幹線を必要な交通機関として実際に乗れる」=既定の存在だったのよ。対して。
この動画で見て欲しいのは子供達。新幹線ってね、それだけで絵本・図鑑が構成される特別な存在なのよ。
「かっこよくて最も速い」そう、これ以上ないエモーショナルな存在なわけ。
乗る・見る、それだけでも遠く離れた街へ行く必要があった至高の憧れ。
それが、自分の街へやってくる。そのインパクトの強さ、夢と希望が現実となって走り出すエモーション。
打算しかできない大人どもよ、新幹線が乗せるのは金づるじゃねーんだよ。
西九州新幹線。開通おめでとう。
そういえばそうでしたね。宇宙戦艦ヤマトの艦載機みたいに地上から飛行機スタイルで宇宙まで行けるのはいつの日やら。
待ち時間についったーダラダラ見てたら流れてきたのがこんなの。もうちょい現実的な太陽系外=星間空間=インタステラ航行する探査機のお話。バカでかいロケットで打ち上げて、木星等でのスイングバイで加速し、「1000天文単位」=150000000000キロ=0.016光年を50年掛けて探査しようというもの。まぁ探査装置自体はもうちょい小さく作れると思うんだけどね、データを送るアンテナがね。
「光の速さで何年」という世界を相手にするなら、ロケット推進では不可能でブレイクスルーが必要で、推進源が光の速度に近いシロモノが求められる。反物質を燃料とする「対消滅機関」くらいしか理論的に対応可能なものはなく、それと超小型化技術を融合すれば「50年で光速の50%」まで加速できる探査機が作れるという試算がある。よらずもしかしても、もしかしなくても、「22世紀」……ドラえもんが誕生し地球がガミラスの攻撃を受けてヤマトが波動エンジンで飛び立つ時代には、人類はどうにか、太陽系の外へ意図的に人工物をほっぽり出す可能性が見えてきた。
上記探査機が予算の審査が2024年までだそうで、まぁその後設計製造となれば、打ち上げは早くて2030年代。50年後は「22世紀」間近の2080~90年代。
わし120歳。よし、見届けるぞ←逝ってよし
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