土日鉄道475系令和最新型
土日鉄道の475系については自己メモを兼ねてその成長を書いていて、2016年、12両編成にしたところが現状最新であったが。
また変わったw
元来この系列は「国鉄末期の3連普通」を目的に購入した。北陸を模した場合でも九州を模した場合でも使える。
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しかしここで日豊本線急行「ゆのか」(湯の香)を知ってしまうw。7両なのにグリーン車とビュフェを繋いでいる。
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悪魔が囁く。3両足すと「玄海」が出来て名古屋近辺走って問題ないし、何なら間合いで神領に出入りするドン行もOKだよ。
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ここまで来るとあと2両加えて北陸急行フル編成にしないとモッタイナイのである。
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あーあ。
一方。
このモデルはトラブルとその解決に終始した。「ハイグレードシリーズ」で「新集電機構」採用を目玉に2003年だかに登場。しかし。
まず、番号インレタが糊の付いてる台紙と番号の位置がずれている。どうにかこうにか貼り付けたが光の加減によってはこの有様。
そして「新集電機構」。それは要するに車軸ピボットが金属軸受けに接触してデンキも通せるモノでKATOの特許が切れたから、転がり抵抗が大幅に低減される走行系のエポックとして大々的に宣伝。リレーラーに乗せたらシャーーと気持ちよくレールの上を転がって行く……のを期待していたのだが。
……動けよw
この「ピボットにあるまじき」転がり性能の低さは、車軸側がちゃんと尖っていない(トキントキンになっていない)のに加え、左右から挟んでいる集電板の締め付けが強いものもあったようだ。3連7連ならそれでもどうにかなったが10連に組むと重すぎてギブアップ。車輪を交換して、それでもダメな場合は台車ごと交換して動けるようにした。ここまでが2016年この状態。である。
その後も問題は終わらなかった。動力装置が不安定になってきたのだ。マメにバラして注油しないとギーギーガラガラ言う。確かに負荷は重いがだからってひどすぎだろ。フライホイールも付いたし動力更新するか。動力ユニット買ってきてポン付け。が、そのモータこそは当ブログ最高のビュー数を叩き出す記事を生んだ鉄道模型界史上最悪の不良モータ「M-9」を使用。
こいつ負荷が重い方が短絡症状出るの早いので(その辺の話はリンク先記事を参照されたい)、12連なんかで走らせると「こまめに注油」転じて「こまめに電動機交換」というとんでもねぇ金食い虫に成り果てた。イヤんなって一旦従来動力を注油しながら運用に戻した。
で。令和の現在。
固定レイアウトにしたが、上下二段を行き来する8回巻のループ線が出現した。通称八巻ループ。22‰連続勾配が実物換算3.6キロに渡って続くというミニセノハチみたいな案配である。ここを動力車1両で持ち上げたい。
まずこの時点でM-9の後釜としてM-13が登場。ブラシが太いだけで中性点移動を意図した設計・構造かどうかは実に怪しいのであるが、先行して交換した113系が11連で短絡症状は出ないので、まぁ、実用に値しよう。これに交換し、フライホイール動力に復古。
更に粘着力を増加させるため動力車輪を買ってきてこういうモノをねつ造。ゴムタイヤを3輪とした。
動力車には鉛板を切って積む。なお車軸の加工は気をつけないと曲げたりギアを傷つけたりする恐れがあるほか、鉛は毒なのであまりマネするのはオススメしない。
そして室内灯を軽量化するためポポンデッタの製品にチェンジ。トミックスは3gあるが、こいつは2g弱。12両で12g。差があるのか?質量面・走行抵抗面に効くから数字以上の効能があるでしょうよ。
組み込んでこう。トミックス対応タイプは7両入りでジョーシン特価5841円。1両分834円。トミックス純正は6本入り3960円。1両分660円。コンデンサをバカスカ積んでいるので集電不良によるチラツキが少ないのが性能上のアドバンテージ。そこに「1本当たり200円」の差額が払えるか。なおメイドインホングコング(古くからトミックス使ってるファイルには懐かしいわねw)。
12両に組んでこう。ついでに酷使されたゴムタイヤも更新。電気・動力系は一旦fixで良いのではないか。
なおこの間にTNカプラは改良されて配管付きが出ているし、トミックスの「ハイグレード」は車番が選べる一方で所属やエンド表記、検査票などの文字数字が一切付属しておらず今となっては「ハイ」グレードなのか、という疑問も沸く。ただ、それらはサードパーティの良いものがあるので、ちまちま改良・更新は可能であろう。
20年過ぎてまだいぢれる幸せ(?)
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