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2022年6月22日 (水)

残ってないのは無いからなのか

……ナ行が多いな。

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なんだって。さて現生人類ホモサピエンス大体20万年前に出現したとされ、農耕牧畜始めたのがここ数千年と言われている。でもって産業革命から200年でネットで戯言書けるようになったのだが。

それだけの「文明創造力」を持ちながら、20万年近くナニをしてたんだってのは良く言われる話で、実は何度も文明育てては戦争でワヤにしてるとかもよく言われる。ちなみにこのうち7万年以降については「トバ・カタストロフ」で「一旦、リセット」され、この破滅噴火がもたらした寒冷化でアフリカで服着る知恵を持った「数万人」だけが生き残り、現代へ命をつないだ、と説明している。そこから「生きるためには考える」ようになった、とすれば、まぁ、理屈は通る。農耕牧畜も、要塞都市化も、「生き延びる知恵」のひとつだ。ただ。

追い込まれて頭使う、なら、それ以前にも機会はあったはずなのだ。同様な火山噴火や大地震、大津波、巨大な台風に“ソドムとゴモラを滅ぼした天の火”……隕石衝突など、存亡の危機は幾度も訪れたはずである。

その都度実は文明が生まれて滅んだ、ただ証拠がないだけ。という仮説を、戯言と切って捨てるのは言い過ぎだろう。この事例は水没であるが、それこそ火山噴火の火砕流に飲まれたら埋もれてしまうし、日本のような「木材の文明」だったら後世まで残らない。「サントリーニ島」は島ごと吹き飛んで沈んでしまったが、我々はつい最近、類例をトンガに見た。

「欠史八代」(けっしはちだい)という言葉がある。記紀に出てくる

第2代・綏靖(すいぜい)天皇
第3代:安寧(あんねい)天皇
第4代:懿徳(いとく)天皇
第5代:孝昭(こうしょう)天皇
第6代:孝安(こうあん)天皇
第7代:孝霊(こうれい)天皇
第8代:孝元(こうげん)天皇
第9代:開化(かいか)天皇 

は、後世の創作で実在しない、とするものである。合理的な説明は、神武天皇含めて、古墳時代に繰り広げられた討伐記を語るためにあてがわれた英雄や、武勇に優れた一族をまとめての擬人化表記、というものだ。多くが100歳以上の長寿と記されており、「1年」の概念が今と違ったかも知れぬとしても、「人」としては現実離れした長寿のように思われるからだ。

でもこれを、「ヤマト王権の遷移に関わる伝承」としてまとめたものとしても矛盾はないだろう。国産みは火山マグマが大地へ変わって行く有様の伝承から来ていようし、神武天皇は少数原始民族の討伐譚として良かろう。日本列島には少なくも2万年前には石器文化があって、災害には事欠かなかったであろうから、応じた「防災文明」が芽生えそして滅びを繰り返した可能性は高い。これ書くと三重の人に怒られそうだが「津市」の港湾エリア一帯は「明応地震」の大津波で壊滅し、放棄されたことがある。姶良カルデラ、阿蘇の噴火、縄文海進……勃興と放棄は繰り返され、中には国家レベルに成り上がった例もあったかも知れない。「欠史八代」は天皇家箔付けの創作なんてセコいものではなく、皇紀とされる紀元前660年以前にも「国と統べる者があったのだよ」という記憶の申し送りではないのか。

流石に人工衛星浮かべてネットワークで繋がるまでは行かなかったにせよ「文明都市」を築いたのは今を生きる我々だけだ、というのは思い上がりかも知れない。

以上戯れ言

2022年1月19日 (水)

今一度問う、空振による励起か

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「空振による潮位上昇は過去にもあったやろがい」というウェザーニューズの主張。1883年クラカタウの噴火(衝撃波が地球を5週)で起きたそうな。

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地球を巡る火山爆発の衝撃波/田中康裕(気象研究所地震火山研究部 )日本音響学会誌・40巻12号1984年

トンガと日本の間の海洋には遮る陸塊や海底山脈はない。

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これは潜水艦で進路を変える必要なく日本に到達できることを意味する。つまり、水中を進行する指向性エネルギはまっすぐ日本へ到達する。

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有名になった写真。穴とその周囲が吹き飛んで消えた。が、この「穴」は噴火口の一部に過ぎない。NOAA(アメリカ海洋気象庁)の海底地形図を持ってくるとこうなる。

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吹き飛んだ全体が「噴火口」こんな水中爆発で何が起こるか。

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(同じ論文)

要は「水中に生じた衝撃波」が日本に向かって突進、沖縄トラフや三陸で急激に浅くなるので収斂して突き上がったのと違うけ。って、そのくらい気象庁は計算してるか。

ちなみにこの論文は更に引用元があって。

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(カルデラ論の移り変わり/横山泉 神奈川県博調査研報(自然)2008 13)

「この貴重な記録が一世紀以上、利用されなかったことは、誠に不思議である」

あらまぁ。ちなみにこっちの論文によると、水中をすっ飛んでくる衝撃波の速度は√(重力加速度×水深)で伝播するという。ただ、「それより早い『津波』の到達」はクラカタウで既に観測されていて、ここで引用している(和田1886)……「気浪及海浪ノ説 和田雄次」で、遠地大地震の場合は気圧変動による暴風が吹くかも、都会書いてある。

ちなみに「トンガと日本の間に遮るものがない」というのは海上でも一緒。

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その和田氏の論文。京都大学附属図書館

間に陸地を挟んだクラカタウの衝撃波を気圧計が記録できるほどなら、間に何も無いトンガからの衝撃波は長時間走ることでそれなりに波浪を励起し、深海底から陸地への遷移地形で顕在化する可能性はゼロではないか。

(130年前の論文が読める事態にちょっと震えている)

2022年1月17日 (月)

祈りから願いへ

トンガの噴火と「津波のようなもの」の襲来は、図らずも27年前の今日という日のリマインドになったのではあるまいか。

1995年1月17日、兵庫県南部地震、阪神・淡路大震災。

その日の出来事や、メカニズム・防災への心構え等は、このページとして語り尽くした感があるが、昨今、当時現地にいた方々が、重く、つらい体験を語って下さるようになった。目の前でご家族を亡くされたり、ご家族の亡くなった姿を目の当たりにしたり。過酷で癒されることのない経験を、使命感を持って口にして下さるようになった。

それは「身を守るための備え」に強い動機を与えて下さる。「あのときこうしていれば……」その思いに心は経験を口にする都度、傷ついていらっしゃるのではと憂う。されど、だからこそ、同じ経験はここまでにという強い願いの故にと思う。

犠牲になった方々の冥福を祈る日であるが、それは同時に、再びの同じ惨禍を繰り返さないことで達せられるものであろう。それは、今後我々が行動で実現すべき願いだ。

転倒防止のあれやこれやは、コストも掛かるし、見栄えも悪い。でもそれで命を守る10秒が確保できるなら。

いま、自分が住んでいるこの家は、27年間の地震に基づき設定された基準でできている。

私は、尊い犠牲に守られている。

2022年1月16日 (日)

津波のようなものが来た

サテ睡眠薬もかっ食らったし寝ようかと思ったら携帯がエリアメールを受信。

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びびった→マジか→なんで?

多くの人はこう思ったのではあるまいか。

「トンガの噴火による津波の可能性はない」

気象庁はこの警報を出す数時間前にそう発表していた。

何がどうして……午前2時からという気象庁の会見を無理して起きて確認した。

「 今回の潮位変化は、地震に伴い発生する通常の津波とは異なります。防災上の観点から津波警報の仕組みを使って防災対応を呼びかけているものです。」

ん?

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(リアルタイムひまわりからキャプチャ)

画像は順に、噴火前、噴火後、噴火部分のキャプチャである。噴火した火山「フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ」は海底火山だという。今回の噴火ではその爆発による噴煙が衛星写真に写るレベル(16000m)まで噴き上がり、噴火による衝撃波は700キロ離れたフィジー等でも聞こえ、日本やイギリスにも気圧変動として到達した。

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非常に規模の大きい破局的噴火と推定されるという。で、火山から80キロ離れたトンガの首都で80センチの津波を観測。

「現地で津波が来てるのに何で日本では来ないといったんだ?」……誰しもがそう思ったのであるが。

一般に津波は海底の地形変動で発生する。それは地震を伴うのでそれと判る。しかし今回の噴火では地震は生じていない。

一方、バスタブで水面をぶん殴れば判るように、水面に大きな変化をもたらすイベントが生じればそれはそれで津波となって伝搬する。日本の場合雲仙岳の眉山が山体崩壊を起こして有明海に貫入、津波を生じさせた「島原大変肥後迷惑」(1792年)が知られる。ただ、今回それが生じたなら火山に近い地域でより大きな津波になったはずだ。

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一旦置く。気象庁の会見を要約するとこう「津波として到達すると予想した時間より早く、潮位変動が観測されたので、遅まきながら津波警報のシステムを使って注意喚起した」。つまり想定外の現象であり、しかし潮位変動が実際起こったので、それに直接対応する仕組みは無いけれども、津波警報システムを流用した、こうなる。被害は漁船の転覆、避難中の転倒、等と聞く。

疑問点を整理しよう。

・「津波状現象」の発生原理
・当地は80センチ、日本やカリフォルニアでは1m超え
・予測より早い到達

このうち、高さの点では「チリ地震津波」(1960年)の事例と、海底地形から説明できる。

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要は、

・小笠原諸島から続く海底山脈に当たった津波が「ちょっと曲がる」
・フィリピンあたりの急に浅くなる部分は斜めに壁に当たるようなもので反射する
・こうして集まった波が日本列島~沖縄トラフで急に浅くなるので高くなって現れる

トンガはチリ-日本の中間に当たるから、同じ事象が途中から始まったと考えれば納得が行く。

で、残るのは「津波様現象」の発生原理と「予測より早い到達」である。これは一体になった現象だろう。つまり、この現象の原理だからこそ早く到達した、のではないか。

遠くから来る波は「周期が長い」ほうが速度が速い。しかし今回の「津波様現象」では、「周期の短い」波が先に観測された。

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「チリ地震津波」の周期は40~50分というから、今回の現象はその倍くらい短いことになる。

・この「津波」自体の発生場所はより日本に近い
・伝搬してくる途中で別の波を発生させてそれが到達した

これを全てうまく説明する仮説が、噴火に伴う衝撃波「空振」だという(今村文彦教授による)。衝撃波は海面を押さえつけながら進行した。そのあと反動で波が出来た。プールや銭湯の中で歩いている状態を思い出されたい。歩く自分の前に波が出来るだろう。観測されたのはそれらの波と、空振が途中作ってきて、後から追いついた波で、追いついた方が重なって高くなった。

辻褄は合う。合うが、一発インパルスである衝撃波にそこまで海面に擾乱を惹起するエネルギがあるのか?そんなエネルギがあったら、火山により近い地域では、衝撃波でぶっ飛ばされた地形等があるのではないか。

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解明が待たれる。7300年前、ここで同じような規模の海底火山噴火が起きている(鬼界アカホヤ)。

 

2021年12月12日 (日)

冬の夜にトルネード

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何もないじゃんか。(ツイッターから)

アメリカで大規模な竜巻が多数同時に発生し、大きな被害が出ている。

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「町がまるごと無くなった」なんて話も聞く。大げさなようだが、濃尾地震(1891)が全国に伝えられたときの電報は「ギフ ナクナル」(岐阜なくなる)だったし、東北地方太平洋沖地震の津波災害で「壊滅状態」というテロップが画面に出たのを鮮明に記憶している。深甚な被害が生じたであろうと極東より心痛める。

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知りうるにアメリカの竜巻オンシーズンは夏前である。だが今回は「夏のような暖気」に覆われたタイミングで上空に真冬の寒気が入り込み、活発な寒冷前線が発生、季節外れの竜巻群を惹起した。

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荒天の暗闇に稲妻が走り、ようやく竜巻に気がつく。その恐怖、いかばかりか。

「全部無くなっている」ので被害の全容がつかめないのだという。「吹き飛ばされて」行方不明の方も多数。

大規模な竜巻・トルネードは、アメリカの地質スケールだからこそ、と、これまで言われ、思われてきたが、「激しい寒暖差による極端な寒冷前線」は日本でも大いに起こりうる。それはこれまで起きたことのない「F4スケール以上」の発生を考えなくてはいけないのではないか。

今回の被害はおおむね「F3」スケールで、場所によりそれを越える被害がありそうだ、とのこと。

鍋で湯を沸かしているとき、火力を上げると何が起こりますか?沸騰が激しくなりますね。

温暖化は「極端」になることなのです。

2021年12月11日 (土)

年の瀬のお買い物

自家用&贈答用に養蜂場まではちみつを買いに出る。

「ハチ飛んでるの?」
「彼奴らにカレンダーはない」

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そもそも彼らは体温が高く、巣の中は応じて暖かいので、日が照って気温そこそこなら採蜜に出て行く。

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黒い服着てるから寄ってくるんだよw。ちなみにそれでも空飛べば体温奪われるのであろう。木の葉に止まって日光浴して再度飛ぶ奴、こうして指にとまり、しばしじっとしておいらの体温チャージしてから飛んで行く奴。
【注意!】当たり前ですがまねしないで下さい。間合いとか平常心とか経験に基づく特殊な対応力が必要です。

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さて、帰宅するとサラ・ブライトマンのスーパーオーディオCDが着弾している。

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アマゾン・アメリカ経由で取り寄せたもので、当然ライナーノーツは全て英語である。

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マニュファクチュアド・イン・ジャパン。航空燃料使って片道1万2千キロ往復したの?この円盤。

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同梱で届いたAnkerのワイヤレス充電器。スタンドも充電器で要はスマホ2台までOK(コレ重要)。ケース付きでも電力授受成立し(コレ重要)、充電能力も大きい。今のところ同社製品は良心的、という印象。これでスマホ使いの家族3人食卓充電可能。

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寝しなの読み物。読むのか?読むんだよw。

2021年12月10日 (金)

トカラギャップ(海裂)と言われても

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昼夜の別なく揺れ動いてとどのつまりにガンと突き上がる。そのご心労と恐怖いかばかりかと「東日本」の体験者として心痛めるところである。

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ソース

さてこの地震後の報道を見ていて「トカラギャップ」(海裂)なるものの存在を知った。曰くここには「断層ができはじめている」状態にあるという。ただ、この図の矢印を見て分かるとおり、その断層は横ずれ成分を主とする。比して、

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今回の地震は「正断層」すなわち引っ張られて割れ目が凹みましたというタイプ。横ずれ、ではない。ただ、横に動くのであるから、「横ずれ」の現場以外にストレス掛かった岩盤が裂けたという可能性はあるだろう。

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過去から一定の間隔で活発に活動してはおとなしくなる、を繰り返している。一通り破壊が終わって落ち着くも、ストレスがずっと加わっているので別の割れ目が生じる。そんな感じか。

逃げても良い、逃げよう。深く理解する。危険なことは確かだ。でも、自分が根付いた地に背を向けることに抵抗覚える方も多かろう。

残られる場合、どうぞ、落下・倒壊に備えを(あらかじめ下に置いておく、倒しておくというのも有効かと)。

★地質・地球物理学・地震学の専門家の皆さんへ★

こういう「実はこうでした」みたいな後出しやめていただきたい。今村明恒の「予言」に関わるゴタゴタは知っているが、「そこに断層がある」は客観的な事実であり、応じたリスクの高さを周知しておくだけで近隣に住まわれる方の心構えはかなり違う。極論すれば日本ドコでもすぐ地震が起きておかしくない。それはそうだろう。胆振東部とか典型だ。でも「いつ」は無理でも「こんな揺れ方をします」という言い方はあるだろう。兵庫県南部地震上下動30秒と東北地方太平洋沖地震左右動3分を同じくくり方するのは危険な誤解を招くのはご承知の通りだ。熊本県南部から南東方向への南北へ広がる運動、銚子沖の「動きが止まったところ」に蓄えられているリスク、知っておくだけで備えようという行動につながる。

学術界「アウトリーチ」という言葉を好んで使うが、リアクションが得られこそアウトリーチの価値があるのではないか?それとも「なゐふる」を毎号読めと?

2021年12月 7日 (火)

東南海地震より77年

「訓練、訓練、震度5強の地震発生。ゴゴゴゴゴゴ」
「机の下に潜って下さい~」
「雨なので今日の訓練は以上です」

おい。

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よく書くのだが、名古屋では戦後「震度5」以上の揺れが観測されておらず、実際南海トラフが来たらほぼ全員が「未知の大揺れ」に見舞われることになる。しかも、先の東北地方太平洋沖地震がそうであったように、揺れる時間は3分から5分だ。倒れる、壊れる、下手したら停電して真っ暗。舞い上がるホコリ。揺れに翻弄されて身動き取れない。

それで3~5分がまんし、余震によるさらなる倒壊や、よそからの出火に気をつけながら避難行動へ移らなければならない。

訓練すべきは「そこ」じゃないのか。業務中何分も机の下の潜るわけに行かないだろうが、実際にはこうなる、を周知するだけで目安が持てる。

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「総務に『手抜き過ぎる』って打ち上げられない?」
「……かけあってみます」

2021年10月11日 (月)

寒冷前線が攻めて来るぞい

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こういう天気図で。

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こんな予報。

要は「一気に秋めく」のですよ。あまりに急激なので服装や体調が追いつかないリスクがある。

お出かけ前に、帰宅時間の、そして寝る前に翌朝の、気温をこまめに確認して、調節してください。

「温暖化」はこのように「極端な変化」が多くなります。

2021年10月10日 (日)

10月7日22時41分頃の千葉県北西部の地震について

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(その後M5.9に修正)

皆様お疲れ様でした。こういう場合「自分と家族」をまず気にしますが、「周囲で火事が起きてないか」こっちの目配りも忘れずに。

さて。

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ソース。以下同)

ここいらへんのこういう規模の地震はおしなべて25年間隔くらいで起きてるんでやんすよ。何せ地下で太平洋・ユーラシア・フィリピン海プレートがぶつかり合ってる。のみならず。

Fig4

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「関東フラグメント」と呼ばれる、この3つのどれにも属さない、いわば「ぼっち」のローカルプレートが、人間の膝のお皿みたいにこの地域の真下にあることがほぼ確定になりました。(産総研)今回のもこいつと太平洋プレートの間がこすれて起きたもの。

んで。

今回の奴よりマグニチュードが「1」大きい(=規模30倍)の地震もコンスタントに起きてるんでやんすよ。「関東大地震」の所為で目立たないけど。

・安政江戸地震(1855・M7.0)
・明治東京地震(1894・M7.0)
・千葉県東方沖(1987・M6.7)←実家にいたマジびびった

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しれっと書いてあるけど記者会見の時ここまでやったのかね。関東各位はこれを期に備えを確認してくださいね。

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