地震は順調に?漸近線描いていてそれはさておき。
7月以降の名古屋の最高・最低気温。圧倒的に平年を上回り、ぶっちぎりで猛暑日が続き、かてて加えて。
2024/8/1 37.5
2024/8/2 38.5
2024/8/3 38.4
2024/8/4 37.9
2024/8/5 39
2024/8/6 37.2
2024/8/7 38
2024/8/8 38.1
2024/8/9 39.3
2024/8/10 38.4
2024/8/11 38.1
2024/8/12 37.8
2024/8/13 38.1
「毎日気温が体温以上の空気インフルエンザ状態」……バカなの死ぬの?
あ、そう。止めちゃうの。
これで止めちゃうの。おーん。いや石橋を叩いて渡らないかどうかはJRの判断だからいいけどさ。
●8月15日(木)に臨時列車を追加で運転します。
・「のぞみ 326号」 新大阪駅9:51発 東京行
・「のぞみ 330号」 新大阪駅10:09発 東京行
・「のぞみ 446号」 新大阪駅18:09発 東京行
・「のぞみ 407号」 東京駅15:18発 新大阪行
・「のぞみ 421号」 東京駅16:18発 新大阪行
・「のぞみ 441号」 東京駅17:51発 新大阪行
・「のぞみ 455号」 東京駅18:54発 新大阪行
・「のぞみ 465号」 東京駅19:42発 新大阪行
※全席指定席で運転します。
※8月15日(木)の営業開始より、EXサービスの他、全国のJRの駅のきっぷうりば等で発売します。なお、すでにお知らせしていた「のぞみ446号」は8月14日より発売を開始しています。
前の日15日に臨時便を出すと言うから極力「前か後ろ」にずらすんだぜ。
(このモンスーンジャイアで出てきた熱低の中では一番雲がまとまっているかアンピル)
東北に野分。一見大した事無い様に見えるスペックではあるが。
雲の形はしっかり纏っており、東北山地・奥羽山脈に東風として吹き付け大量の雨雲が生じる懸念あり。
上は強烈な陽光に加え、その野分に向かって西から吹く風がフェーンとなって太平洋側各地を炙り煉獄の有様。いや「連日の猛暑日」って一言で片付けるけどさ。毎日35℃じゃないんよ、毎日38℃なんよ。インフルの高熱が3日続いたら死ぬかと思うだろ?空気がインフルみたいなもんなんよ。
下は言わずもがな。そんでね。
毎日出ている「解説情報」三重県の震源が日向灘をトリガになんとなーく動いてるの判る?
それと別個にぬる~と動いてますよと。「日向灘」は「トリガ」になると言いづらいが、フィリピン海プレート自体には何かしら「伝わっている」と見るのが妥当。何せ動く単位がデカい。
「可能性はあったのに何も言われず不意打ちを食らう」より「来るぞ来るぞと言われて空振りでした」の方がマシだろ?生きてる分。
もうちょい注意。
ショウリョウバッタて別名コメツキバッタやったな。
さて「注意情報」であちこち買いだめ騒動が起きているそうだが。
名古屋市内そんなことはない。トイレペがちょっと品薄かな?ってくらい。ガソリンスタンドに行列しているわけでもなく。ただそれはそれで、がっつり想定震源域に入っている割りには逆に危機感低いのかな、と。
何度も書くのだが、名古屋人は「でかくて、長い」地震を知らない。学校の防災訓練だって「地震です、隠れてください、効果音ゴーゴー」そんなもんだろ。翻弄されて身動き取れない揺れが3分5分と続くようなのを大人はもちろん、子供たちいきなり食らって耐えられるのか。もっともだからって↑この手の動画見せて「来るぞ」というのは単なる脅しだろう(来るのだが)。この解決は「地震が来たら収まるまでここに潜っておけ」という安全場所の提供以外に手はあるまい。携帯にアラームが飛んで来て「10秒」は猶予がある。
こりは私が社長を務める土日鉄道……鉄道模型ジオラマである。立体構成を取るのに「カラーアングル」を使っている。旧称「ファングル」で、北島産業さんが継承したものだ。そう、上に書いた「隠れ場所」をこれで作り、例えばそれは布団の上の天蓋であったり、普段の「秘密基地」であれば無駄にはならないだろう。なお「ジオラマの下は秘密基地」というのは、80年代の模型雑誌にあったアイディアであることを念のため記しておく。鉄道模型のジオラマを子供部屋に置くより他なく、お子さんのために下を秘密基地にしたそうな。
米だのトイレペだのは「生き延びた後の話」まずは生き延びるための備えを。
日向灘ばかり見ててそういやと北に目を向けたらこの有様。暴風域付けて本州を東からブチ抜くとか聞いてねぇぞマリア。
の、せいで猛暑期間が更に延長。で、
「注意情報」はその着目した一週間「関連解説情報」を出すそうな。「地震そのものによるもの以外の地殻変動はない」まぁ、そうだろねぇ。(本当かな?)
で、いちばんワリを食ってるのは帰省するみなさん。新幹線は徐行だし、エリア内の特急はこぞって運休。
近鉄も志摩半島の方は特急を運休と。まぁ、「真下が震源」になる可能性があって、その場合、緊急システムでも止めきれない(間に合わない)ことがあるからねぇ。
よりによってお盆休みに、とは思うが。天災フルセットの現下では。人命第一。
(20:04追記)
な?準備しておくに越したことはないだろ?
制定後初めて、この情報が発表された。どうしようかね。まぁ時系列に書いてみましょうか。
●まず、日向灘の地震について
マグニチュード7.1(速報値)
発生場所日向灘(宮崎の東南東30km付近) 深さ約 30km
震度【最大震度6弱】
700キロ離れた愛知県でも愛西市で震度1とか。
Pが圧縮力、Tが引張力。左右から押されて上下に盛り上がる「逆断層型」。盛り上がるので当然津波が起きやすく、21:30までに最大50センチを観測。人的被害はケガ人で済んだが、建物やインフラへの被害が見受けられると。
で。
●南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
これがなんぞや、という。2019年に設定されたモノで、
・南海トラフの東側と西側で地震が時間差で起きる場合があることに着目した仕組みで、南海トラフ地震発生の可能性が高まっていることをお知らせし、注意を呼びかける情報です。
・南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ周辺で通常とは異なる現象が観測された場合や、同地域で大きな地震(M6.8以上)が発生した場合に発表されます。
何が「発表」されるかは機械的に決められるようになっていて。
今回は「南海トラフ周辺で通常とは異なる現象が観測された場合や、同地域で大きな地震(M6.8以上)が発生した」ので、「臨時情報」が発表され、まず「調査中」となり、
・南海トラフ地震の想定震源域内のプレート境界においてM7.0以上
・ひずみ計等で有意な変化
が観測されたことから「巨大地震注意情報」の発表となった。中身であるが。
・南海トラフ地震の想定震源域では、新たな⼤規模地震の発⽣可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます
・今後、もし⼤規模地震が発⽣すると、強い揺れや⾼い津波を⽣じると考えられます
※新たな⼤規模地震が発⽣する可能性は平常時と⽐べると⾼まっていますが、特定の期間中に⼤規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません
・政府や⾃治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください
というもので「自治体からの呼びかけ」は例えば名古屋市の場合はこう。
・南海トラフ地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。地震が確実に発生するということではありませんが、市民の皆さんは、落ち着いて、今後1週間、次の地震発生に備えてください。
・家具の固定や食料・飲料水の備蓄といった、日頃からの地震への備えを再確認してください。
・津波・土砂災害などの危険が高い場所になるべく近づかないなど、安全な防災行動をとってください。
・テレビ・ラジオ・スマートフォンなどにより、引き続き正確な情報を確認してください。
・名古屋市内の公共交通機関は、現在運行されています。混乱を起こさないように心がけてください。
なに?「起きるのか起きないのかハッキリしろ!」うん。分かる。
●これが出てきた経緯と根拠
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の時、3月9日にM7.2が発生し、2日後3月11日に本体M9.0が起きた。端的にはこれで効果的な警告を出せなかった後悔に起因する。で、地震データをかき集めた結果、
Mw7.0以上の地震発生後、7日以内にMw8クラス以上(Mw7.8以上)の大規模地震が発生するのは、数百回に1回程度です。
異常な現象が観測される前の状況(1/1000)に比べて数倍高くなっています。
ということで、要するに「確率的に普段より起きやすいよ」となって発表に至ったわけだ。ただ、同じモン「数百回」来て「1回はもっとデカい」であるから、新たな⼤規模地震が発⽣する可能性は平常時と⽐べると⾼まっていますが、特定の期間中に⼤規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません。
という物言いになるわけだ。
●で?
※このほかに1996年12月3日M6.7がある。
こいつ端的には30年間隔で起きている日向灘周辺の地震が先回より30年経ったので来ました、と解釈するのが自然。比して南海トラフは先回1944/46であるから、直結しているか?というと、ねぇ(このリスト中(1)の地震は震源が飛び抜けて深く、一緒にするのは無理がある気がする)。最も、東北地方太平洋沖地震はやはり30年に1度来ていた宮城県沖地震の超巨大版であるから、今回の日向灘が「呼び水」状態にならないとも限らない、警戒するに越したことはない。こんなところだろうか。なお、安政年間の南海トラフの場合は、その前数十年にわたり愛知や三重で直下型と思われる大きな地震が記録されており、いまのところそーいうのは多く起きてる状況にはない。
●どうすりゃいいの?
「ガチめの訓練」でいいんじゃないの?すなわち。
・避難場所、道順の確認
・家具の固定や食料・飲料水の備蓄といった、日頃からの地震への備えを再確認
・津波・土砂災害などの危険が高い場所になるべく近づかないなど、防災・危険回避行動
・「万が一」に備えテレビラジオはつけっぱなし
・携帯機器の充電、就寝時の発生に備え枕元に靴の準備など
「寝ずの番」をするほどじゃないけど「何かあったらすぐ逃げられる」ように、だわ。え?大変だ?備えってそういうもんよ。来るかも知れないと思うと切迫感があるだろ?
良く貼ってる奴。3月11日の我が家(千葉・震度5強)。こーなってもケガしないように、こーなっても乗り越えて避難できるように、転倒落下防止と枕元に靴かスリッパを、ということ。
とりあえず1週間。
降ったり止んだりなのだが、降る段では「ゴオォー!」となるからたまったもんじゃねぇ。
そんな「今そこにある自然災害」な国土の危機を未然に抽出し、的確な防災対策や避難誘導に生かそうとするのが本日昼過ぎに打ち上げられた人口衛星「だいち4号」だ。現在太陽電池おっぴろげて通信可能になった段階(他の書き方はないのか)。
めんどくせーから詳細省くが、「視野が広くなおかつ視力も高い」レーダを積んでおり、例えば能登半島なら1回のショットで半島全体を「3mの物体を識別できる」解像度で捉えることが出来る。
温暖化に伴う気象現象の激化、そして南海トラフなど、「あらかじめ分かっておく」ことは減災に大きな資料を提供することになろう。
「三菱」は日本の国家国体を支え守ることを存在意義とするコングロマリットだ。比してこの視野の狭さとやってることのセコさ。
イヤならこの衛星のもたらした情報も使わずに独自でやるんだね。マスゴミの情報収集力を生かせば出来るだろ?
岩崎弥太郎「三菱は岩崎家一個のものではなく、国家社会のための三菱である」
※東京新聞は中日新聞の出先機関です。中日新聞が使っている印刷機は三菱重工製です
速報がピコンと来たときは既にぐらりんちょ。流石に近すぎて間に合わない。
「三河地震」(1945)の震源、深溝(ふこうず)断層?「震央」自体は断層が露出しているこの地図の端っこ、幸田町とは離れているが。
ここは中央構造線が東西方向から南北方向に向きを変えるところで、フォッサマグナを東西に引き裂く力と、フィリピン海プレートが南から押し上げてくる力とが交錯する。
断層の真上にお寺があって、ご住職にお話を伺う機会があったが、今でも「報道されない地震」や「報道された以上の大きな揺れ」を感じるという。戦場のカナリアじゃないが、「ひずみ」が真っ先に閾値を超える場所と言っていいだろう。
関東における「千葉県北西部」ほどの頻度じゃないが、ここも「地震の巣」。
ようやく今年の台風1号が発生した。
台風は生き物のようでその予測不可能性は「厨二病」に刺さる要素と言っていいだろう。気象現象に興味を持ったきっかけも台風で小五の頃。
から40年以上が過ぎて違うのは
・教科書通りの動きをしないものが増えた
・発生数が減少した代わりに強力なものが現れるようになった
こんなところであろうか。
(デジタル台風より)
台風はそれ自身は単なる渦巻きで、上空の風に流されて動くので、風が弱いと進路が定まらずフラフラする「迷走」というが、にしても普通、「西進」して「東北地方」へ上陸したりしない。
戦慄したのはこいつ。2013年30号。アジア共通名「海燕-ハイエン-」。フィリピンを襲って高潮で甚大な被害を出した。高潮被害で最も顕著なのは伊勢湾台風だが、「それより強力」があるかも、と思わせる。
今年も海水温は高い。台風は水温の高い地域で「発達」する。「発達しながら接近する」野郎もありうる。
我々は「経験知の及ばない時代」に生きている可能性が高い。
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