知ってることと使えることと
(https://www.yamatoprotec.co.jp/products/syokaki/YA-10NX/46721/)
月曜朝一工場片隅消火訓練。
「寒い中お集まりいただきありがとうございます」
お、おう。
さて防災部門の説明担当は「新人」である。カンペ見ながら火災にはAタイプBタイプ……。
「この中で実際に消火活動や訓練で消火器使った方は」
「はぁ」
嘘ついてもしょうがないし。
「やってみていただけます?」
火事だぁ声がけして消火器を持ち出す。風上かつ背後に逃げられるように位置取り、消火器を置いて、ピン抜いてハンドル握ってGO。手前から左右に掃くようにホースを振りながら近づいて行き、無くなるまでぶっかける。ハンドルは消化剤噴射までは二股の下の方を持つこと(上を持つとピンが抜けない)。
「突っ込もうとしたけど完璧です」
さようでっか。
さて実際の火事じゃそうは行かねぇツッコミ来そうだが、人間はパニクると身についてることしか出来ないのよ。この手の訓練のキモはここにあって、だから一見馬鹿馬鹿しい芝居のように見えても真剣にやって置くことが大事。「真剣にやった」ことで身体が覚えて「習得」される。
自分の家が火事を出さなくても、職場で老朽化した設備が電気のショートを起こしたり、大地震で近隣に火事が出るかもしれない。
「以上です。お疲れ様でした」
防災意識は高まるが身体に悪いぜ。今日も一日ゼロ災ヨシ。
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