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2024年11月25日 (月)

知ってることと使えることと

Ya10nx

(https://www.yamatoprotec.co.jp/products/syokaki/YA-10NX/46721/)

月曜朝一工場片隅消火訓練。

「寒い中お集まりいただきありがとうございます」

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お、おう。

さて防災部門の説明担当は「新人」である。カンペ見ながら火災にはAタイプBタイプ……。

「この中で実際に消火活動や訓練で消火器使った方は」
「はぁ」

嘘ついてもしょうがないし。

「やってみていただけます?」

火事だぁ声がけして消火器を持ち出す。風上かつ背後に逃げられるように位置取り、消火器を置いて、ピン抜いてハンドル握ってGO。手前から左右に掃くようにホースを振りながら近づいて行き、無くなるまでぶっかける。ハンドルは消化剤噴射までは二股の下の方を持つこと(上を持つとピンが抜けない)。

「突っ込もうとしたけど完璧です」

さようでっか。

さて実際の火事じゃそうは行かねぇツッコミ来そうだが、人間はパニクると身についてることしか出来ないのよ。この手の訓練のキモはここにあって、だから一見馬鹿馬鹿しい芝居のように見えても真剣にやって置くことが大事。「真剣にやった」ことで身体が覚えて「習得」される。

自分の家が火事を出さなくても、職場で老朽化した設備が電気のショートを起こしたり、大地震で近隣に火事が出るかもしれない。

「以上です。お疲れ様でした」

防災意識は高まるが身体に悪いぜ。今日も一日ゼロ災ヨシ。

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2024年10月30日 (水)

どうすんだこれ×2

●半分行かない奴

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ソーリデージンはギインの過半数の得票を得たモノが就任する。なのでヨトウが過半数割れを起こした今回の選挙ではソーリデージンが一発で決定できない。そんな中ウラキンで公認を外された当選者を「ジミン候補を選ぶモノ」として認定するとか言い出している。復党するわけじゃないからイイんだってさ。そういう糊塗するから「厳しい審判」(ゲル談)を下されたんじゃないのか?まだ判ってないのか?シランケド。さてそういう糊塗を重ねてもなお過半数には不足で、コクミンミンシュがどちらに付くかでどちらの勢力がソーリデージンにすわるか変わってくる。俗に言う「キャスティングボートを握る」という奴だ。28名でコッカイの趨勢をいじくれる。

ヤトウ「コクミンミンシュはどちらに付きますか?」
タマキ「タマキと書きます」
ヨトウ「コクミンミンシュはどちらに付きますか?」
タマキ「タマキと書きます」

いっそのことヤトウ統一でタマキを祭り上げようという動きもあるそうな。……河村たかしにしといたらナンボか面白いかもよ。「ヤりたい」って言ってたしw

●半分に削られると思うが

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「猛烈な」勢力で台湾直撃とかいう予報。

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強風域を「台風のエリア」とすると、コイツの場合大体直径1200キロくらい。ただ、高さ方向は当たり前だけど雲の出来る高度までということで大体10キロくらい。そう、台風って平べったい円盤。1円玉が直径20ミリ厚さ1.5ミリだが、もし台風を1円玉の直径まで縮めると、厚さは0.17ミリになる計算。で、台湾ってニイタカヤマノボレで知られる玉山(3952m)を筆頭に、3000m級の山々が連なっていて、要するに台風にとって、下半分を削る「裏返しのカンナ」のような存在。従って上陸するとぶっ壊される。ただ、「壊れる」中身は湿った風がその山脈に当たって雨粒に化けることになるので、大変な大雨になる。現地は何がベストな防災対応なんだろう。とりあえず日本から旅行に行くのはおすすめしない。

2024年10月 8日 (火)

もしこうなったらどうすりゃええねん

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これなぁ。

・トラックがオーバーヒートで追い越し車線上に停止
・後続が追突。車外に出たところ別の車が更に追突

で、一人は反対車線まで跳ねられの、一人は挟まれの。「時速100キロで人身事故」さもありおなんというまぁ痛ましい。

伊勢湾岸は新東名-新名神を仲立ちする片側3車線の要するに広くてまっすぐな道なのですよ。渋滞から解放されてみんな飛ばす飛ばす。

これと同じような状況だったんじゃない?

さて「高速道路でトラブル」の鉄則は3つ。通報は当然として。

・車両は路肩へ
・ハザードランプ・反射板・発煙筒で後続車へ通知
・人はガードレールの外へ

本件は「追い越し車線がで動けなくなった」しかも「交通量の多い3車線」。

そう「鉄則の実行」自体が命がけ。

ケースバイケースなのだろうが、どうすれば良かったのか。

まず、最初に止まったトラックよりは進行方向前へ行きたい。突っ込まれても事故車自体が壁になる。加えて事故車が一種の弁装置として車の流れを妨げ、走行車線の速度が落ちる。「路肩へ逃げるタイミング」が生まれやすい。ただ、どっちにせよ「時速100キロの流体中」を移動する必要があるので難易度は高い。命がけであることに変わりは無い。

予防保全という話になり、追い越し車線を必要なとき以外走るな、車間距離を取れ、という常識めいた対応に落ち着く。

「そうならない運転」

を肝に銘じて。

 

2024年9月28日 (土)

図面に出てこない不具合の元

時速315キロで走っていた「はやぶさ」と「こまち」の連結が外れるというセンセーショナルな事故が起こった。

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事故原因が東日本から報告され、「おお、もう」である。

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曰く、連結器の強制解放スイッチの回路に、この車両を組み立てたときの板金工事の切りくずが接触してショートした。

「そんな馬鹿な」
「真因が判らないから適当に嘘言ってるんじゃないのか」

ちょっと形式は忘れたが、JRの前身である国鉄は昭和30年代、紙たばこのパッケージに使われていた銀紙が冷却ファンから吸い込まれて制御回路に侵入、誤動作を起こすという「んな馬鹿な」故障を起こしたことがあるのだ。「確率的に起こりうることは必ず起こる」とはアインシュタインの言葉だが、起こりうる最悪のシナリオを想定して潰しておくことは設計・製造段階で極めて重要であることを改めて思い知らされる。ちなみにこの辺を網羅的に潰して行く作業を「FMEA」(Failure Mode and Effects Analysis)と言う。ただ本件では設計図には「こういう風に機器を配置し、配線せよ」という書き方であろうし、工事の作業図は「ここを切ったり穴を開けたりしてこのネジで組み付けろ」という表記であっただろう。切り子の与えるリスクや処置の方法などは見落とされた・見過ごされたと考えてほぼ間違いない。保安機能を左右する電気機器を大量に組み付け、その配線がむき出しになるような場所で、無管理の金属屑がコロコロしている……「電気屋」なら気が狂うが「作業員」ではその恐ろしさに考えが及ばない……作業は出来ても電気に関する知識は無い……いやいや普通にありうる。現にウチの工場でも「プラスとマイナスが決まっている部品」(電解コンデンサ)を逆に組み付けて通電試験でぶっ飛ばす事故がちょいちょい起こる。「組み付けろ」と言われたので「くっつけりゃ」いいのである。なお車載品の工場では「ちゃんと作らないとこんな事故が起きて人が死ぬ」と教育するそうな。

「どう作るか」「何を作っているのか」

だからマニュアル通りに手を抜かず。

他山の石として。今日も一日ゼロ災ヨシ。

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2024年9月24日 (火)

津波の必要十分条件

「大きな地震が来たら津波に注意しろ」は今更知らぬ者はないであろう。大地震は津波の「十分条件」と書いて良いのでは無いか。一方。

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今日9月24日。唐突な津波注意報に面食らった方は多いことだろう。「震度1以上」を感じた(=人の住むところで揺れた)ところはないのだ。

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そして実際津波は来た。これは何度も書いておくが50センチを侮るなかれ。時速30キロくらいで50センチの水の壁が来る。「流れるプール」を逆らって歩けるか?あれの15倍からの速度で海から来る洪水が津波だ。

さて今回のこれ一応M5.9(のちM5.8/深さ19km)の「地震」とされているが、

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伊豆諸島の鳥島近海に位置する直径約8 kmの海底カルデラ火山・スミスカルデラでは,おおよそ十年間隔(1984年・1996年・2006年・
2015年・2018年)で地震マグニチュード5–6程度の特異な火山性地震が繰り返し,地震規模から経験的に推定されるより大きな津波を引き起
こした(以降,「鳥島地震」と呼ぶ)

まぁ、これの「2024年版」でしょう。このことは、地震=津波の直結思考は正しい認識だが「地震じゃないから津波は来ない」は正しくない。津波を起こす「必要条件」は地震に限らない、と言える。

●噴火に伴う「気圧変動」で津波

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ソース

前にも触れたトンガの海底火山。厳密に言うと音波・気圧変動・海面の各「波動」と「共振」が絡んでややこしいのだが、海底火山の起こした海中と空気の振動で津波に至ったパターン。

●島原大変肥後迷惑

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寛政4年、雲仙普賢岳で地震が発生、眉山が山体崩壊を起こして海中に突入。これに伴って津波が発生し、対岸を襲ったもので、江戸時代の夜8時ではなすすべなく1万5千人が亡くなった。もちろん、地震を伴わず「海沿いの山が崩れる」というのはある。

●津波地震

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昭和8年に起きた「昭和三陸地震津波」は地震自体は震度5レベルだったものの、津波自体は20mに達した。隣のプレートで起きた地震なので、日本の陸域に伝わった振動は少なく、しかし海底の地殻変動自体は大きなものだったので、津波だけは大きくなった。こういうのを津波地震とかいう。慶長地震(1605年)も千葉から九州まで津波が襲っているが、地震被害はない。類例と言われる。

このほかに隣のプレートどころかほぼ太平洋の反対側、南米チリ沖で起きた巨大地震でも日本に津波が来る。30時間前に地球の裏側で起きた地震で大津波が来るとか、昔は知るすべも無かったであろう。

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列挙した事例は「どこで何が起きたか」をデータとして捉え、瞬時に手のひら端末へ警報として届けられる現代、避けられる災害になっている。「地震無かったのに警報とかおかしくね?」ではなく、こおゆう事案が生じた可能性を思い起こし、避難行動に繋げられたい。

あなたとあなたの大切な誰かを守るために。

2024年9月20日 (金)

天文小ネタ二題

●2つめの月(2ヶ月だけ)

恐竜絶滅の原因が巨大隕石=小惑星の衝突によるという説は広く支持されているのはご存じの通りで。そういう地球に近づく小惑星の中には地球の重力に捉えられてしばらく月のように地球の周りを回る奴がいる。こういうのを「ミニムーン」とか呼ぶそうだが、この9月から「2ヶ月だけ」そんなもう1個の月を地球は従える。

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↑クリックすると動く。たぶんw

太陽系には「小惑星帯」と言って、火星と木星の間に小惑星がたくさん存在するエリアが知られるが、それ以外にも一定の軌道に幾らか集まって「群れ」を作って太陽の周りを周回している。こいつ、出自はそんな群れの一つで、地球の周辺にいる「アルジュナ群」だそうな。なお、アルジュナというのはマハーバーラタの登場人物。

ちなみに、直径10m程度でいつものお月さんより遙かに遠い400万キロくらい離れたところにいるので「見る」のはまず無理とか。

(出典:sorae他)

●地球にも輪があった

但し4億6600万年前w

↑で恐竜絶滅わ~と書いたが、その遥か遥か大昔、オルドビス紀(約4億8540万年前~4億4380万年前)に隕石がボコスカ落っこちていたらしいことがクレーターの観察や隕石由来の物質(Lコンドライト)が当時の地層に多く含まれていることから推定されている。「オルドビス衝突急増期(Ordovician impact spike)」 という。それら隕石の出身について、

「地球にも輪が出来てたんじゃね?」

という説が発表された、というもの。これはクレーターの分布を大陸移動から逆算したら、赤道に近い範囲ばかりにあった、という結果が得られたためだという。土星

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(自撮りだよ)

見て判るように「輪」は回転軸と直角の位置……赤道上に出来るので、↑で書いたような小惑星が地球に近づきすぎて変形してぶっ壊れ、輪になって回りながらボカボカ落ちてきたのではないか?というわけだ。

ちなみに「輪がある」と仮定すると、このオルドビス紀に生じた寒冷化も説明できるという。太陽光を遮りますからね。

で、二つくっつけると判るように、今後地球にそういう天体スケールの災難が起こらない可能性はゼロとは言えないw

怖いこと書いたところで今日は以上。

輪の出典

2024年9月11日 (水)

えらいこっちゃで

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検査データに不正→全部で800両程度→「全部」いっぺん止めて検査(7000両ほどある)。

JR貨物のサイトは繋がらない。まぁ、ねぇ。

不正の内容の「車軸の圧入」というのは

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(京阪電鉄のポスターから)

作業者の方が持っているのが車輪で、右側の鉄棒が車軸。70トン、とあるが、そういう力で押し込む。緩いと抜けるのは直感でお分かり頂けると思うが、キツすぎると車輪を押し広げる力となり、最悪割れる。で、「緩いのは注意していたが、キツいのは改ざんしてOKにしていた」……「最終的にどんな不具合に繋がるか」は、基本的な教育内容だと思うが。

2024年問題とか、省エネ志向とか、風は鉄道貨物に吹いていたのだが。

●教訓
手順やルールには「そうすることに決めた背景・理由」が必ずあるはず。疑問に思ったら確認し、勝手な判断で破らないこと。

2024年9月 8日 (日)

過去に無い規模

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まぁ、ねぇ。

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海南島を925hPaで直撃。そしてこの勢力でベトナム方へ進行。

南シナ海の台風でここまで発達し、なおかつ陸域へ上がったのを見たことが無い。

あーあ。

「何で出歩くの?」と思う方は多いだろうが、情報を見てないかナメてかかったかどっちかであろう。とはいえ東北地方太平洋沖地震の時、津波予想高さは当初3m後に10m以上に引き上げられるのだが、停電や通信網の寸断で「10m」を知らなかった方がかなり居たとみられ、「なら、防潮堤で大丈夫」と避難行動に繋がらなかった部分がある。「過去に無い」災害を前にして「どの程度」を見積もるかはかなり難しい。津波など「高いところへ」となるのだが、場合により余震もある中、キロの単位で移動する必要があるかも知れない。ちなみに8月に出た南海トラフのアレは「デカい地震が起きました。また来るかも知れません」という奴なので、その「起きました」で大きな津波が起きている可能性もあるわけで、これが来たら行動……という使い方はできない。

1個前の台風10号は結局950hPa前後で上がったようだし、伊勢湾台風の929hPaは決して異常・特別な存在じゃ無い。むしろ温暖化が叫ばれる以前に化け物があったのなら、からの60年を経て化け物の確率は更に高まったと言うべきであろう。

「誰も知らない」シロモノを、我々は迎え撃つ覚悟ができているだろうか。

2024年8月31日 (土)

線状降水帯がー

まず、今ドコにおるんじゃ人騒がせは

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「名古屋で東海豪雨規模があり得る」言われて1週間。むしろ実家のある八王子で浸水などの被害が出た。

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関東に南から湿った気流が入ると、南アルプス(富士山)にぶつかった風が東側へ回り、その際雨雲をワンサと作って北上するので大雨になる。

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びふぉー

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あふたー。もっとも、水はけが悪いのは駅前「だけ」なんだけどね。

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さて一方の名古屋。今日来るか明日と日がな雨雲レーダー眺めていたが。

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「さすがに来るか」

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「あれ?」

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日差しが。ともあれ奴の進路が進路なので。

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うーん。

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……うーん。「名古屋飛ばし」はこういうときに遺憾なく発揮して死に絶えていただきたい。

「しなの」で木曽谷に閉じ込められた皆さんお疲れ。

2024年8月29日 (木)

夏の野分は迷走鈍足と申しますが

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何も天草五島に沿って進まないでも……これ要するに「上陸したくない」ので、海を進もうとする悪あがきなんだな。既に人的犠牲が出ているので余り茶化した書き方したくないが、こういう生き物的な挙動を示すところが台風予想の難しいところ。

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こいつで一番ワリを食っているのは新幹線とその利用者。1000キロにわたってほぼ動いてねーじゃん(18時現在)。予定を変えたらその予定通りに動かない(=踏んだり蹴ったり)の人がどれだけ出たことか。

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愛知の「72時間予想降水量」は600ミリで、いわゆる「東海豪雨」の566.5ミリを越える値が出されている。

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そん時の天気図。

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今日。「台風そのもの」に気を取られているといかんよ。

 

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