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【あとがき系】月光計画10年間

アルゴ(argo)
設計した船大工アルゴスの名から取ったとも、快速の意とも。
 
金毛羊の毛皮を求め、星空を彩る錚々たるメンバーを乗せて黒海の奥へ旅したギリシャ神話の大型帆船。
 
こいつ飛ばそうと思ったのは、雑誌「Newton」に乗ってた中世のアルゴ座の絵が浮いてるように見えたから。
「奇蹟」をネタにしたお話を何か書きたくって、奇蹟…形而上の存在と対極にある先端技術フルに詰め込もう。
それが「アルゴ・ムーンライト・プロジェクト」ちなみに、ムーンライトプロジェクトという名前自体は、20世紀後半に存在した政府の新エネルギ開発プロジェクトの名前。光子ロケットが人類の知る究極の原動機であることと引っかけた(別にサンシャインプロジェクトというのもある)。
 
1999年頃の話。
 
当初、主役は相原で、船のメンツはヤローばかりだった。2部と3部の最初と最後の部分はその名残。
でもそれだと連中には悪いが殺伐とした。ビジュアル的に華が無いし、潤いが無い。
ハイテク銃器の対極、奇蹟の担い手…魔法使い。および、ひたすら謎の美女。
レムリアとセレネ。
 
地球を駆け巡る話を書くのは楽しかった。託宣を受けたように、船は舞い、彼女は指先に月光を受け、願いは奇蹟を生んだ。
 
レムリアを主役にしたのはむしろそこからのスピンアウト。いろいろな物語が生まれ、いろいろな彼女の姿を眺め、そして一回りして原点に戻ったとき、一つの思いと一つの決意。一つ、やはり振り返って見劣りがした。書き直したい、と思った。その間の革命的な通信技術を反映したかった。一つ、なぜ、彼女がプロジェクトに加わったか、という前というか、きっかけの部分を書きたかった。
相原ではなく、彼女を主役に据え直して。
この物語は、彼女があってこそ成り立つものとハッキリしたから。
 
姫たる彼女を物語に「招待」するには?
 
P9250683 オリエント急行なら、いいだろう。
 
そして「第1部」が加わった。
 
2007年の話。
 
セレネさんに関わる幾つかの謎と、相原と出会ったきっかけと、応じた技術革新を載せて、船は駆け巡り、星空を行き、そして波を蹴立てた。
 
3部構成、830枚。足かけ10年。
これが、全ての始まり。
 
★魔法少女レムリアシリーズ…並べ方は彼女の年齢による
アルゴ・ムーンライト・プロジェクト ミラクル・プリンセス マジック・マジック 魔女と魔法と魔術と蠱と ブリリアント・ハート 夏の海、少女(但し魔法使い)と。 東京魔法少女 Good-bye Red Brick Road(グッバイ・レッド・ブリック・ロード) 豊穣なる時の彼方から 博士と助手(但し魔法使い)と。 夜無き国の火を噴く氷 リトル・アサシン ベイビー・フェイス(2013年)

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