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【妖精エウリーの小さなお話】けだもののそんげん-16-

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 二手に分かれます。ナイアデスには動物たちと一緒に現地に向かって歩き出してもらい、その間に私が空から超常感覚の限りを尽くして構造確認。
 施設の監視センサービームは天へ向けても放たれ、旋回していました。それは人間サイズなら応じて引っかかりもしましょう。しかしこちらは身体を縮めて昆虫サイズ。
 能力が捕らえたのは何の変哲も無い森に見えます。ただ、多分に“嘘くさい”雰囲気ふんぷん。
 透視して施設は地下です。ついでに施設ができるまでの軌跡も判明します。ここは往事御影石の石切場だったのです。このため地下に大空間が形成され、そして石の切り出しはほぼ終了した。
 底が抜ける可能性があることと、資材保護の観点から、国立公園として保護された。
 そこに、こっそり、作り込んだ。名目は地下の補強。
 設備も見えましたが、何をするものかは具体的には判りません。ただ、トラック用エレベータに繋がる大きな空間があり、そこに“死”の大量を感じますので、その空間が命を奪う場所であるとは明らかです。大きなタンクが隣接埋沈されているのでガス室の類いでしょうか。
 ならば。
 施設近く、センサーの探知範囲近くまで移動していた動物達の元へ戻ります。
「処置したはずの動物たちがガス室から堂々と歩き出てくる、にて始めましょうか」
 
 
 深夜というか、明け方近く、午前3時。
 トラックがやって来ます。荷台にはコンテナがあって“産業廃棄物”と書かれています。
「廃棄物……」
「人命じゃないから」
 私の知る“法的区分”にナイアデスはショックを受けたようです。今でこそ動物虐待という文言が法に含まれますが、他人様のペットに手を掛けると“器物損壊”になります。
 搬送エレベータを待ってる間に私たちはその荷台、コンテナの上へ。
 

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