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アルゴ号の挑戦~東北地方太平洋沖地震~【魔法少女レムリアシリーズ】-029-

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 次に、準天頂衛星とは、名の通り“ほぼ、真上にいる”人工衛星である。Quazi Zenith Satellites.スペルよりQZSと略され、3機の衛星が入れ替わり日本列島の真上に達する軌道を描く。これを使ってGPSに代表される位置情報を精度良く行う他、一方通行にはなってしまうが、QZSから個々人携帯電話への緊急速報を一斉送信する能力を有する(作者註:実際の準天頂は2016年9月現在JAXA「みちびき」1機のみ。また、一斉送信の機能は持たない。本作では可能な上限を想定している。なお、SARによる災害把握はJAXA「だいち」より開始されており、2014年6月「だいち2号」の打ち上げに成功)。
 船からピン。
『相原。接続許可要求が来たがこれは何だ?』
「自分の会社で管制している衛星データのストリーム送信です。ネット経由は遠回りなので衛星からダイレクトに通します。第3パケット目がSARのリアルタイムなので、船のSAR可視化処理に回して下さい。津波が追えます」
 SARを表示していた子画面にアニメーションが表示された。
 アニメ画面上に機械のアイコンが2つ。「Argo」として帆船のイラスト。「QZS」として太陽電池広げた人工衛星のイラスト。
 画面上の双方機械のアイコン間を指でこすると線が引かれ、「Dock」の文字。何とこれで機器間のデータ授受の接続が完了する。次いでQZSとArgoの間に引かれた線を指先でぐいっと広げる。このぐいっと広げるは指先で瞼をこじ開ける動きに同じ。
 すると流れてくるデータの階層構造が表示される。パケット数、パケットの内部構成、暗号モード。更にArgoをタップ(指先でつつく)すると、船のコンピュータが所持するデータ解析システムがズラリと並ぶ。SARの項目に第3パケットを指で引きずって投げ込むように動作(投げ込むのでスローとか言う。呼び方はOSにより様々)。

 

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