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アルゴ号の挑戦~東北地方太平洋沖地震~【魔法少女レムリアシリーズ】-090-

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「おい姉ちゃん凜々しいな!」
 恥ずかしいというか、こんなもの扱い慣れてしまった自分はそれでいいのか看護師。
 それ以上に扱い慣れの域に達した日本のサラリーマン相原学。そうさせたのは、自分。
 だが、そんなのは後でいい。
『モードチェンジ』
 船長の声でイヤホンにピン、及び合成音声“FCS移譲”。
 銃器持つそれぞれが完了の喚呼とピン。FCS:Fire Control System。
『トリガせよ。以下、私が御する』
 船長は言ってみれば“電波で会話できる人間”である。
 現象としては以下となった。漁船が陸に上がり、“警官”たちが降り、本当の警官ではあり得ない“いきなり拳銃を手にする”状態になったと同時に、プラズマが発射(レムリアが持っているが、支えているだけで、トリガは船長の“思念”)される。火の玉が尾を引いて走り、漁船のエンジン部分を破壊。燃料が爆発し、きのこ雲が立ち上る。
 逃げる手段を断ち、“警官”たちが驚いて振り返った数瞬、不可視のX線とブルーのレーザが駆け巡り、各々手にした拳銃がドロドロに溶解。
『レムリア催眠。穴を見せるな』
「はい」
 レムリアが催眠術を使ったのはこの瞬間である。プラズマで地面に大きな穴をうがつ。それを認識させない。なるほど、落ちてしまえば術の効き目などどうでも良い。
 “警官”集団は、燃える漁船と手指の熱さにパニックになったが、逃げる余裕は与えない。散り散りになる前に、レールガンのアルミ塊を爆弾さながら周囲でドンドンと派手に破裂させ、盛大な土煙。
 避けるように逃げれば、追い立てられれば、プラズマがこさえた穴の中。
 パニックになっているので術はすぐ解け、中でもがく。ただし、もがけば周囲の砂が崩れて自らが埋まるだけ。
 ちなみにプラズマが穿った穴は井戸のように狭く、深い。落ちれば這い上がることはまず困難である。

 

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