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アルゴ号の挑戦~東北地方太平洋沖地震~【魔法少女レムリアシリーズ】-095-

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 日本の技術は緻密というイメージがあったが“うまく行かない場合ガタガタ”になるのは、自分の経験範囲だと例えば“いじめ”への対処とか、散見される。海外だと盤石な部分が信じられない程脆弱だったりする。“うまく行って当然”への慣れか。
「手が止まってるぞ。鉗子」
「すいません」
 手術完了と反水素ユニットの機関接続、そのための予冷完了はほぼ同時であった。
『保持室。手術状況連絡請う。こちらはもう終わる』
「術式完了。大きなものでなければ振動や騒音は問題ありません」
『了解した』
 操舵室は答え、動く。
「総員配置良いか」
 船長は問いかけた。大きなスクリーン直下の主コンソール各所に、大男二人、広い額が特徴のドクターシュレーター、相原が座す。船長席はひな壇状に並ぶ、コンソール群最上段、船長席に座る。
 ひな壇コンソールは普段誰も座っていない。今は避難した皆さん。なお、ひな壇部は机だけで操作表示機器は組み込まれていない。本来目的は大所帯で移動しながら、であるが、まずは救助船として6名乗務。
「相原レーダ席配置ヨシ」
「ラングレヌス機関監視配置ヨシ」
「アリスタルコス防御システム配置ヨシ」
「シュレーター操舵席配置ヨシ」
「副長超感覚配置ヨシ」
 全員が喚呼(※喚呼:かんこ……声に出して確認しながら操作を実施すること)。
 避難した方々は興味津々。
 とりわけ男の子にはそわそわした動きと瞳の輝きが見られる。今、目の前で展開されているのはアニメの船艦出撃そのものであるからだ。
「よろしい。総員、ミッション実行準備」
「了解」
 各員答え、耳の穴に指を押し込む。押し込まれた通信機のボタンを押し、装着していることを返したのである。
 ピン5本をレムリアは保持ユニットで相次いで聞く。

 

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