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【理絵子の夜話】圏外 -03-

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「最寄り駅まで電車で17分。その駅からバスで1時間。バスは1日3本。朝6時20分、昼11時30分、夕方17時25分」
「え~!?」
 理絵子は目を剥いた。学校最寄りのバス停から駅へ向かうのが1時間に3本。それでも不便と感じている位である。
 なのに、1日に3本!
「あ、そういえばそんなこと言ってた」
 田島が言った。
「でもワンボックスで迎えに行くよって。6人までなら乗れるって」
「うちの部は8人ですが何か?」
「え?りえぼーでしょ、あたし、中井、今里(いまざと)、大倉」
「若井に窪川(くぼかわ)に竹下は?」
 田島の目が見開かれる。しまった、という表情。
「1年生参加させないで、来年の合宿誰が仕切るの」
「あっちゃ~。どうしよ」
「どーもこーもバスで行くっきゃないでしょ」
「じゃぁ11時とかのヤツ?」
「まさか。時間はあるに越したことないよ。少なくともストーリーは固めないと」
「え、じゃぁ」
「もちろん」
「だとすると電車はそこが5時45分ですね」
 土崎が付け加えた。二人が喋っている間に、先んじて調べていたのだ。“そこ”とは最寄り駅のこと。
「ひえ~」
 田島が天を仰ぐ。
「まぁ、暑くなる前に出かけられるだけ良しとしましょう。顧問には掛け合っておく。土崎悪いけど行程表頼める?」
「いいっすよ。いつです?」
「夏休みの最初の3日」
 理絵子は言った。ちなみに、頭の整理の結果はこう。
“ケ・セラ・セラ”……なるようになれ。つーか、なるでしょ。

(つづく)

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